引用元:天穂のサクナヒメ公式サイト

ガチすぎる稲作ゲーム?

11月12日に発売されたPS4・Nintendo Switchゲーム「天穂のサクナヒメ(てんすいのサクナヒメ)」が面白いと話題になっています。
一般のテレビニュースでも取り上げられるほどの異例の事態となっており、店頭では軒並み売り切れ。現在は入荷待ちの状態になっています。

天穂のサクナヒメ

「天穂のサクナヒメ」(”てんほ”ではなく”てんすい”)はPS5と同じく11月12日にPS4・Nintendo Switch用ソフトとして発売されたアクションRPGです。
鬼が支配する「ヒノエ島」を舞台に豊穣神サクナヒメが活躍するゲームで、サクナが強くなる重要な要素として「稲作」があるのが特徴です。

この「稲作」がゲームの枠を超えた「ガチっぷり」で、「田起こし」「種籾選別」「田植え」「稲架掛け」「脱穀」「籾摺り」…と稲作に従事している人でないと分からない専門的な工程をもリアルに再現しています。

あまりの本格度合いから、プレイヤーは農林水産省のHPを参考にする者まで現れているとか。
また、農業系の業界紙「日本農業新聞」が12日付けで本作の記事を配信したり、全農広報部の公式ツイッターが本作の事について語るなど、ただの1ゲームとは思えない広がりを見せています。

とは言え、ただ稲作をするだけのゲームでもなく、アクションパートは簡単操作で爽快なアクションを楽しむ事もでき、ゲーム全体の出来栄えも非常に高いです。
筆者は主人公サクナの可愛らしさに魅了されて前々から気になっていたのですが、まさかこういう形で話題になるとは思ってもいませんでした。これはぜひ買わねば!

本作が生まれた変わった経緯

本作は元々同人ゲームサークル「えーでるわいす」にマーベラスUSAが製作協力を求めた所から開発がスタートしており、約5年半をかけて製作されました。
同人ゲームサークルが開発のきっかけというのは、一般的なゲームの開発過程としては極めて異例で、だからこそこうしたこれまでとは違うゲームが生まれた、のかもしれません。
筆者がAmazonで見た限り、PS4版もNintendo Switch版もすぐに買えるようでした。ただ、人気は上がっているので、早めに買わないと売り切れてしまうかもしれません。
興味のある方はぜひ!

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