引用元:Apple

概要

アメリカのAppleは2020年10月13日(現地時間)、同社が開発しているスマートスピーカーの新モデル「HomePod mini」を11月16日に販売する事を発表しました。
この日は「iPhone12」も同時に発表されており、話題性ではiPhone12の方がはるかに高いですが、こちらもAppleらしいスマートなスピーカーとなっています。

2年半ぶりの新モデル

「HomePod」Siriによる音声アシスタント機能を備えたスマートスピーカーです。初代「HomePod」が発売されたのは2018年2月です(日本では2019年の8月から)。
外観は丸い長方形型で360°対応のスピーカーです。同じタイプだとAmazonの「Amazon Echo」、Googleの「Google Home」が特に有名で、この分野ではこの2つが圧倒的なシェアを誇っており、Appleの「HomePod」は後発になります。

音質の面ではこの2強に肉薄するレベルだったものの、値段が高かった事、後にAmazonやGoogleもハイサウンドの機種を出した事で、牙城は突き崩せていません。

そして今回、新モデルである「HomePod mini」が発表されました。

HomePod miniの性能

まずは大きさと価格です。
大きさは従来の半分以下となっており、かなり小さくなりました。長方形ではなく丸型になり、奇しくも「Amazon Echo」と同じような外観となってしまいました。
また値段も大幅に安くなっており、従来が32,800円だったのに対して、miniは10,800円で半額以下になっています。まず、この時点でかなりハードルは低くなったと思います。

次に性能です。
複数の部屋に置いて同期させる事で音楽を途切れる事無く聞ける「マルチルームオーディオ」、2台設置する事でステレオで音楽が楽しめる「ペアステレオ」、Siriによる音声アシスタントと言った機能は従来と変わらず使う事ができる。
音楽については定額制のAppleMusicはもちろん、iTunesで購入した音楽も聞く事ができます。

最大の特徴はAppleという事でiPhone(Apple製品)と様々な連動が行えるという点ではないでしょうか?

HomePod miniの近くにiPhone12を持っていくとiPhoneで流れている音楽をそのまま引き継ぐ事ができたり、iPhoneで聞いてる音楽を分析し、ユーザーに最適の音楽を自動的流してくれる、と言った事が可能です。
また、iPhoneにかかってきた電話をHomePod miniで受ける、Macで再生している音楽を聞く、と言った事も可能です。
Apple製品を多く揃えている人ほど、有益な使い方ができると言えます。

【HomePod mini紹介動画】

初代とmini、どっちが良いのか?

どちらも様々な用途に使う事ができると思いますが、音楽をしっかりガッツリ聴きたい人はHomePod、日常生活の中でスマートに扱いたいという人はHomePod miniが良いのではないかと思います。
これでAmazonやGoogleに追いつく事ができるのか、気になる所です。

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