引用元:バッファロー公式サイト

概要

2012年に発売され、2019年に発売が終了となっていたネットワークレコーダー&メディアストレージ端末「nasne」が復活する事が分かりました。
これまではソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が販売を行っていましたが、今回はパソコン周辺機器メーカーバッファローが継承する事になりました。

nasne(ナスネ)とは?

「nasne(ナスネ)」とは、ソニーから発売されていたハードディスク・レコーダー機能搭載ネットワークストレージです。
HDDと地上/BS/110度CSデジタルチューナーを内蔵しており、自宅のネットワークを接続する事で、PS4やスマホ、タブレットからテレビ番組を予約したり録画した番組を見る事ができるようになるネットワークレコーダーです。

2012年に初代モデルが発売され、当初はHDDが500GBの物しかありませんでしたが、翌年には1TBのバージョンも発売されました。
出勤や退勤時に録画した番組を電車の中でスマホで見られたりと言った利便性が支持され、ユーザーからは好評を得ていましたが、2019年をもって販売を終了する事を発表しました。

なお「nasne(ナスネ)」を使うには「torne(トルネ)」という専用アプリが必要で、それに関しては機器の販売終了後も継続して運用されており、今回復活がアナウンスされた事で、これからも引き続き運用されていくと思われます。
また、PS5に対応するかどうかは「現時点ではコメントできない」との事です。

何故販売終了?

スマホなどでテレビ番組を見る場合、ネットフリックスなど、動画配信サービスを利用するのが普通です。
が、そのサービスで見たい番組が配信されていない事もあり、またそういった配信サービスは通常のテレビ番組とは異なる為、「テレビでやっていた番組」をスマホなどで見るのは難しい状態でした。
家のビデオ機能をそのままスマホなどでも活用できる「nasne(ナスネ)」は利用者からは好評でしたが、SIEは「ロングセラー商品だが、さまざまな状況を考慮した」として販売を終了。
当時はこれを嘆く声がSNSで多く聞かれました。

そしてそれからわずか1年での復活です。
バッファローの担当者によると「SIEが2019年にnasneの販売を終了した後、当社側から話を持ちかけ、交渉を重ねてきた」という事で、SIE側が復活を考えていたわけではなく、バッファロー側の強い熱意に押されてSIE側が考え方を変えたと言った感じと言えます。

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