VTuberぶいごま

増え続ける「VTuber」

3Dのアニメキャラクターなどを介して動画の配信を行う「ヴァーチャルYouTuber」こと「VTuber」。大元と言えるキズナアイを始め、宝鐘マリン、兎田ぺこら、壱百満天原サロメなど、YouTubeチャンネルの登録者数が100万人を超えるVTuberも珍しくありません。
そんなVTuberは一般的には演じている「中の人」は公開されていません。「中の人などいない」という体で接するのが普通です。

しかし、今回、ある有名人が自ら「VTuber」になると公言し、話題となっています。

VTuber「ぶいごま」

VTuberぶいごま

「ぶいごま」はバーチャル・エイベックス株式会社が発表した新しいVTuberです。

最大のポイントは、「モーニング娘。」の元メンバーで、現在はYouTuberやタレントとして活躍している後藤真希さんをモチーフとしている事。設定としては「2001年からタイムスリップしてきた15歳の後藤真希がVTuberとして活動する」というモノ。歌やダンス、ゲーム実況などと言った動画を配信していく予定との事です。

声は後藤真希さん本人が担当。実在の人物をモデルとしたVTuberも大変珍しいですが、モデル自身が中の人として活動するというのも、VTuberとしては極めて異例。なお、後藤真希さん本人もVTuberとして活動しており、そちらとどういった差別化が図られていくのかがポイントと言えそうです。

VTuberぶいごま

VTuberは今後どうなる?

現在、ネット上にVTuberは溢れており、群雄割拠の様相を呈しています。現れた数だけ消えていくという、厳しい状況になっており、ただ見た目が格好良い・可愛いだけでは生き残れず、個性が問われるようになっています。
「ぶいごま」も見た目は可愛く、「中の人」の話題性もあり、一時は間違いなく人気となると思いますが、一年、二年と続けていくには、それだけでは足りないと思います。どう発展させていくのか、気になる所です。

【サイトはコチラ】
https://www.youtube.com/@V_GOTO_MAKI
画像引用:バーチャル・エイベックス株式会社