マイナ保険証

マイナンバーカード・電子証明書有効期限通知書

ある日の事、突然「マイナンバーカード・電子証明書有効期限通知書」という書類が届きました。何も知らなかったので、「えっ? ナニコレ?」となりました。
内容を読んでみると、

~~~~~~~
お持ちのマイナンバーカードに搭載されている電子証明書について、有効期限が近づいています。
~~~~~~~

との事。えっ? 有効期限? そんなのあるの?
一瞬詐欺なのか? と思ってしまいましたが、調べてみると本当の事である事が分かりました。

そこで今回は、「マイナンバーカードの有効期限」について、ご説明したいと思います。

更新しないと電子証明が不可に

マイナンバーカードに書き込まれた電子証明には5年の有効期限があります。もしも期限が切れてしまうと、e-Taxなどの電子申請やコンビニ交付、健康保険証等が使う事ができなくなります。期限は発行から5年後の誕生日まで。以降は更新から5年後の誕生日までです。
なお、切れた場合でも「身分証明書」としては使えますが、これも10年に一度の更新をしないと身分証明書としても使えなくなります。

現在、政府の発表では2024年の秋には紙の保険証が廃止になるとされており、そうなると、国民全員が保険証はマイナンバーカードを利用するという事になります。つまり、5年に一度の更新をしないと保険証が使えなくなるという事です。

では、具体的に「更新」とはどうすればいいのか?
やり方自体は極めて簡単で、カードを持って最寄りの市役所に行って手続きをするだけです。筆者は実際に行って更新しましたが、5分足らずで終わりました。カードを発行する際に設定した2種類のパスワードが必要になりますが、それさえ覚えていればあっという間に終わります。

とは言え、筆者はこれをとても面倒臭いと感じました。

この仕様に非難は出ないのか?

免許証のように毎日使う(車やバイクに乗る)のであれば、更新も仕方ないと思えるものの、マイナンバーカードはほとんど使いません。
更に紙の保険証に関しては基本更新が無いので、マイナンバーカードになった事で新たに更新という作業が追加される事になったわけです。

言った通り、2024年の秋には紙の保険証が廃止され、今後全ての国民がマイナンバーカードを利用して保険証を使う事になるはずです。つまり、国民全員が5年に一度は必ず市役所に直接行かなくてはいけないわけです。
これに対して、間違いなくトラブルが起きそうな気がしますが、一体どうなるのか、気になる所です。

【サイトはコチラ】
https://www.kojinbango-card.go.jp/card/renewal/