流行語大賞

2023年度「新語・流行語大賞」発表

その年の「世相」を表すモノとして発表されると大きな注目を浴びる「ユーキャン新語・流行語大賞」。ノミネートされた言葉を聞くと「あ~、そんな事あったね~」と思う方も多いと思います。
そこで当サイトでは、特に「未来ガジェット」という視点から2023年の新語・流行語大賞を分析してみたいと思います。

2023年度「新語・流行語大賞」ワード

ノミネートされたワードは30語。本サイトではその中で「未来ガジェット」という枠組み内で語れそうなワードをピックアップしました。

●X(エックス)
●生成AI
●地球沸騰化
●チャットGPT
●電動キックボード

【X(エックス)】
言わずとしれたTwitter(ツイッター)の新しい呼び名です。2022年にイーロン・マスク氏によって買収された後、様々な改革が行われ、その最たるモノがこの名称変更でしょう。現在もメディアでは「旧Twitter」という注意が付く事がありますが、それだけTwitterという言葉が根付いていた事(合わせて「X」という名称が紛らわしい事)が分かります。

【生成AI】
AI技術を用いてテキスト・イラスト・音楽などを作る事です。2023年は後述するチャットCPTも含めて、一般市民でも気軽に使える生成AIが目覚ましい進化を遂げた年でした。一方で、既存作品の真似のような作品が出来てしまうなど著作権の問題なども出ており、今後この辺りをどう整理していくのかが課題と言えます。

【地球沸騰化】
2023年は日本のみならず、世界中で驚異的な暑さを記録しました。それを受けて国連のグテーレス事務総長が発した言葉がコレです。「地球温暖化」を超えるモノとして「沸騰」という言葉を用いたと思われます。全世界で環境問題を考えないと、この問題は今後も更に続くと予想されています。

【チャットGPT】
↑に挙げた生成AIの内の1つで、最も大きな話題になったツールです。誰でも簡単に使えるというという点が大きなポイントで、遊びに仕事に幅広い分野で使えます。今後、どう進化を遂げていくのかが気になります。

【電動キックボード】
これまで乗るには免許が必要だったものが、2023年7月に一定の基準を満たせば免許不要で乗れるようになった事で一気に注目度上がった、新しい乗り物です。主に都心部で使われており、ちょっとした移動には大変便利です。一方、マナー問題などが残っており、今後整理されていくと思われます。

来年はどうなる?

筆者的にはやはり「チャットGPT」が気になりました。実際に使ってみましたが、面白かったですからね。「こんな事もできるのか~」と素直に驚いたのを覚えています。
「X」は以前からTwitterを使っていた身としては振り回されっぱなしという感じでしたが、まだまだ続きそうな気がして、来年はどうなるんだろうとドキドキしています。有料化だけはやめてほしい……。

来年はどんなワードがノミネートされるのか、気になる所です。

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