X

TwitterからXへ

実業家イーロン・マスク氏によって名前を「X(エックス)」に変える事になったSNSの「Twitter(ツイッター)」。「ツイッター」という呼び名があまりにも定着してしまった故に、多くの人たちが未だに戸惑っているというのが実情ですが、変更は着々と進んでいます。
その辺りの情報をまとめてお届けしたいと思います。

Xへ変更

名前を「X」に変更する事になった、いや正確に言えば現時点ですでに「X」になっているSNSの旧Twitter。
まず多くの人の目につくのがアイコンでしょう。サイトを開くと、左上のロゴマークが「X」に切り替わっています。また、スマホ上のアプリアイコンも既に青い鳥から「X」のロゴに切り替わっています(Androidで見ると、名前はまだTwitterのまま)。

また、「ツイートしました」というテキストが「投稿しました」になっていたり、「Twitter Blue」がただの「Blue(青)」になっていたりと、サイトからTwitterに関する言葉が次々と消えていっています。
なお、Xは普及規模が非常に大きい為、こういったサイト上の変更は全サイト一律で変わるのではなく、徐々に切り替わっていきます。今の時点でまだ変わってない人もいると思いますが、遅かれ早かれ変わるとは思います。

更に、現実でも変化が起きており、アメリカのサンフランシスコにある旧Twitter本社の屋上に「X」のロゴ看板が取り付けられました(光が強すぎて近隣住人には不評らしいですが)。

我々も変わっていかないといけない

もはやここまで来てしまった所を見ると、今更「やっぱりTwitterに戻します」という事にはならないでしょう。そうなると、今度は我々がこの変化についていかないといけません。が、おそらく簡単にはいかないでしょう。

筆者が一番それを感じるのはテレビやラジオです。司会者(パーソナリティ)が「この番組の公式Twitterで…あっ、違った、公式Xになったんだ」と言い直す画面を何度も見ました。一方でXの「エ」の字も出さず、普通に「公式Twitterで」と言っている番組もありました。全てに共通しているのは、最初から「公式Xで」と言っていた番組は無かったという事です。

また、Webのブログサイト、記事サイトなどにはまだまだ青い鳥マーク(Twitterのソーシャルボタン)が残っており、こちらはX側ではどうにもできないので、ブログや記事の運営側が対応しないといけません。ただ名前が変わっても機能自体は普通に残っているので、消されるという事は無く、順を追って切り替わっていくのだろうと思われます。

何であれ、Twitterという名前・ロゴがあまりにも浸透しすぎてしまった為、変えるのは相当に時間がかかるだろうと思われます。それまでに我々も「X」という言葉に 慣れていかないといけないという事なのでしょう。