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Twitter またマスク氏の大ナタが振られる

つい先日、Twitterの閲覧数を制限すると発表したイーロン・マスク氏ですが、舌の根の乾かぬ内に新たなる「大ナタ」を振り上げました。それが「Twitterのサークル機能を廃止する」というモノ。
「サークル機能」とは一体どういうモノなのでしょうか?

Twitterのサークルとは?

「Twitterサークル」とは、ツイートを見れる人を制限する機能です。同じ趣味を持つ人、同じ組織の人など、特定の人にだけツイートを見せたい場合などに使います。全てのツイートが制限されるわけではなく、ツイートする際に「サークルにだけ公開」を選ぶ事で、そのツイートはサークルに登録されているアカウントにだけ表示されるようになります。
作れるサークルは1アカウントにつき1つのみ。1サークルに登録できるアカウントは150人までとなっています。

本格的に開始されたのは2022年8月からで、つまり1年も経たないうちに廃止される事になってしまいました。ただし、具体的にいつ廃止なのかは明言されておらず、少なくとも2023年7月10日12時の時点ではまだサークル機能はありました。

Twitterの巻き返しなるか?

イーロン・マスク氏はこの事に対して、「コミュニティーとDMグループチャットを改善する」と発言していますが、こちらも具体的に何をするのかはハッキリしていません。とは言え、Twitterサークルが廃止され、代わりに別の機能がつく事は間違いなさそうです。

Twitterと言えば、先日、Meta社がTwitterによく似たSNS「Threads(スレッズ)」の運営を開始し、わずか1日で3000万人が利用するなど大きな話題となっています。Threadsがここまで大きな話題になるのは、Meta社という大手企業が開発したSNSである事もあると思いますが、良くも悪くも度重なるTwitterの改革に対して利用者が「やってらねえよ」と匙を投げてThreadsに流れていったという事も要因の1つとして挙げられます。

今回の‟改革”がTwitterとThreadsにどのような影響を及ぼす事になるのか、気になる所です。