国語辞典

生まれ消える言葉たち

時代は常に移り変わり、「ととのう」や「推し活」「Z世代」と言った言葉が新しく生まれるある一方、「コギャル」「MD」「着メロ」など、もう使われなくなり消えていく言葉もあります。
言葉はその時代その時代を映し出す鏡であり、消えゆく言葉を耳にすると「あ~、あの時はあんな事があったね~」と懐かしい気持ちになる人は多いと思います。
そこで今回は、読めば間違いなくそんな気持ちになれる「辞典」をご紹介したいと思います。

三省堂国語辞典から消えたことば辞典

国語辞典

「三省堂国語辞典から消えたことば辞典」は、辞典・六法・教科書などを出版している株式会社三省堂から発売されている国語辞典です。

その名前が全てを物語っていますが、三省堂から出版された国語辞典から消えてしまった言葉だけを集めて掲載した辞典です。1943年に創刊された『明解国語辞典』から、2022年に創刊された『三省堂国語辞典 第八版』まで、約80年の間に9回行われた改訂で削除された1000項目を厳選しています。
テキストは掲載されていた当時のままとなっており、懐かしさを感じる事間違いナシ。また、全項目に脚注を付し、更に「コギャル」「メーンエベント」と言った言葉には時代背景が解説されており、当時を知らない人でも新鮮な気持ちで読む事ができます。

「國民學校」「召集令状」と言った戦争時の言葉から、「エアシュート」「オート三輪」「ソノシート」「還元乳」と言った昭和を感じる言葉、更には「iモード」「トラバーユ」と言った「もう無いんだね~」と時の速さを感じずにはいられない言葉まで、当時を知る人が読めば、きっと「あの頃」を思い出すはずです。

価格と販売場所について

本製品の価格は2,090円(税込)。
購入は全国の書店を始め、三省堂の公式通販サイト、他各ECサイトにてお買い求めいただけます。

今はネットで検索すればどんな言葉も詳しい解説付きで出てきますが、思い出せない言葉は調べられません。辞典(本)なら、ページを捲る事で「あ~!こんなのもあったね~!」と消えていた記憶がブワッと蘇る事もあります。その感覚を楽しんでみませんか?

【サイトはコチラ】
https://dictionary.sanseido-publ.co.jp/dict/ssd36624
画像提供:株式会社三省堂