人気高騰中の冷感グッズ

一昔前はエアコンと扇風機くらいしかなかった冷房機器ですが、今はハンディファンはネッククーラーなど、様々なアイテムが揃っています。それらと同じくらい現在人気急上昇中なのが「冷感グッズ」です。電気の力を使わず、触るとヒンヤリと冷たい材質を使ったマスクやタオルケットなどは、昨今の節電意識と相まって高い売り上げを記憶しています。
そこで今回は、筆者が実際に購入した冷感タオルについて、レポートしたいと思います。

ロヂャースで99円冷感タオル発見

冷感タオル

99円の冷感タオルを見つけたのはディスカウントスーパー・ロヂャースです。埼玉県民御用達のお店ですね。つい先日、食料品を買う為に行ったらレジ近くで大量に売られていました。
しかし、物によっては1,000円以上もする事も珍しくない冷感タオルです。いくらなんでも99円じゃ効果は薄いんじゃないの? と不安が拭えません。しかし、ここは百聞は一見に如かず。実際に購入して試してみる事にしました、99円だしね。

冷感タオルの感想は?

冷感タオル

正式名称は「COOL TOWEL(クールタオル)」。会社は株式会社シュガーフェイスという、インテリアや雑貨などの卸売りをしている所でした。東京台東区にある会社ですが、製品自体は中国で作られているようです。
冷感の評価の前に良かった点として長さがあります。100×30cmのロングタイプで、筆者のような体がデカいおっさんにはありがたい仕様です。

さっそく家に帰って、水に濡らします。そして、ギュギュッと絞って、3~4回パンパンと振ります。
そして、いざ実装! ここは一番暑さを感じる首元に巻いてみました。おー! 冷たい! 冷蔵庫に入れていたみたいにヒンヤリします! ヒンヤリ感も結構長く続き、体感では10分くらいは冷たさが持続しました。冷たさが無くなったら再び3~4回パンパンするとヒンヤリ感が復活。個人的には数秒、扇風機に当てた方が冷たくなったと感じました。電気も使ってないのに何でこんなに冷たいんでしょうかね? 不思議だ…。

さすがに水が無くなる(乾く)と振っても冷たくはならないんですが、また水に濡らせば元に戻ります。筆者はこれを付けたまま、台所で料理とかしましたが、かなり快適でした。

気になる点

使っていて1点気になる事もありました。それは「絞り具合」です。メッチャ強く絞ると水が無くなってしまうので、ヒンヤリ感の持続時間が短いのです。かと言って弱めに絞ると両端からポタポタと水が垂れてしまうので、この具合が結構難しいと感じました。でもまあ、きっと他の冷感タオルも同じ問題はあると思います。

そしてもう1点気になるのが「いつまでヒンヤリが続くのか?」という事。筆者は買って3日目でこの記事を書いている為、一ヶ月後、半年後も同じヒンヤリ感が続くのか分かりません。以前、冷感枕カバーを買った事があるんですが、あれも半年もしたら効果が弱くなっちゃったからな……。
とは言え、100円ですからね。こういう考え方はあまり良くないかもしれませんが、効果が弱まったらまた買えばいいじゃん、と開き直る事もできる価格とも言えます。

節電対策に冷感グッズはアリ

ここ最近、真夏・真冬は電力が足りなくなる事がままあります。テレビやスーパーなどでも節電として照明を半分くらいにしていますし、各家庭でも節電に気を使っている人は多いのではないでしょうか?
冷感グッズは基本的に電気を使わないので、節電対策にもってこいのアイテムと言えます。今回試した感じで言えば、99円の冷感タオルでも十分に冷たさを感じる事ができました。
気になった方はぜひとも使ってみてはいかがでしょうか?