北京オリンピック始まる

ついに始まった北京オリンピック。始まる前は「そんなイベントあるのか?」というほど話題になっていなかった気がしますが、いざ始まってみるとあっという間にオリンピック一色になりました。
2021年の東京オリンピックと同じく、コロナ禍で大変な時期のオリンピックですが、筆者個人としてはこんな時だからこそ頑張ってほしいと思っています。

そんな冬季オリンピックですが、この時期になると毎回思い出す作品があります。それが「スキージャンプ・ペア」です。

スキージャンプ・ペア

「スキージャンプ・ペア」は、映像作家の真島理一郎氏が、当時在学していたデジタルハリウッドの卒業制作として制作したCG作品です。2002年に当時まだ発展途上だったインターネットのブロードバンド配信によって世に登場し、大ヒット。後にDVDになったり、映画になったりしました。
一見、現実の「スキージャンプ」のように見えますが、2人の選手が1組のスキー板を使って行い、飛んでる最中に、現実では実現不可能な荒唐無稽な行動を取るのが大きな特徴です。

真面目そうなタイトルですが完全に「ギャグ作品」であり、飛んでる最中に抱き合ったり、キスしたり、スキー板咥えたり、腕立て伏せをしたり、甥っ子が出てきたり、と物理学を完全に無視したメチャクチャなポーズが展開され、ツッコミ所満載。むしろツッコミ所しかありません。そして、それを実況が真面目っぽく解説するのがシュールな笑いを誘います。
また、実在する選手や、芸能人に「似た名前」の選手が出てくるのも奇妙な笑いを誘います。ちなみに「全くの無関係」なんだとか。ここは笑って済ませてやれ。

DVDが3作品。それに船木和喜氏や八木弘和氏が登場する実写映画(飛ぶシーンはCG)「スキージャンプ・ペアRoad to TORINO 2006」、他パチンコやテレビゲームなどがあります。

今でも人気

初めて名前を聞いた時「本当にそういう競技があるのか?」と思い、実際に見た時、「何じゃこりゃ!?ヘンテコすぎる!」と思ったモノです。大真面目にギャグをやるというスタイルに、大きなショックを受けたのを覚えています。
今でもGoogleの検索で「スキージャンプ」と検索すると「ペア」で出てきます。それほど、インパクトがあったという事ですね。

今はもう公式サイトもありませんが、動画サイトなどで検索すればいっぱい動画は出てきますし、通販サイトでは上記のDVD作品などが出てきます。興味を持った方、ぜひとも見てみてください。

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