引用元:内閣サイバーセキュリティセンター

政府機関、マクロスとコラボ

日本政府が内閣官房に設置した組織「内閣サイバーセキュリティセンター」が、2月1日から3月18日までの「サイバーセキュリティ月間」に合わせ、2022年に40周年を迎える人気SF作品「マクロス」とのコラボを発表しました。
2月2日現在、ポスターやデジタルサイネージなどが公開されており、今後は様々なコンテンツを公開していく予定との事です。

内閣サイバーセキュリティセンター

「内閣サイバーセキュリティセンター」は、2015年に日本政府が内閣官房に設置した公的な組織です。主に日本のIT情報セキュリティ対策を行う組織で、クラッカー対策、国際的な会合への参加、政府機関のセキュリティ対策基準の作成、サイバー攻撃の防止、ネットインフラの防護などを行っています。
この組織は過去にも様々なアニメなどとコラボを行っており、2019年には「約束のネバーランド」、2020年には「ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld」、そして2021年には「ラブライブ!サンシャイン!!」とコラボをしてきました。

マクロスとは?

一方の「マクロス」は、1982年テレビアニメとして放送された「超時空要塞マクロス」を始めとする、SFメディアミックス作品です。人型に変形するロボット「バルキリー」に登場する青年が主人公のSFバトル作品なのですが、他のSFとは異なり「歌」が物語的に非常に重要なキーポイントになっている事、そして「主人公(男)と女性2人との三角関係が描かれる」と言った独特な要素がある事が特徴です。
「超時空要塞マクロス」から始まり、「超時空要塞マクロスII」「マクロスプラス」「マクロス7」「マクロスF」「マクロスΔ(デルタ)」と今でもシリーズは続いています。

コラボ内容

引用元:内閣サイバーセキュリティセンター

そんな両者のコラボですが、基本的にはポスターなどを街に貼ったり、デジタルサイネージをネット上に掲載したりと言った形で、「マクロスで興味を持ってもらいつつ、サイバーセキュリティにも触れてもらう」という戦略です。近年、政府機関に関わらず、時折大規模な情報漏洩などが問題になる事があり、それらを防ぐよう啓発する目的です。
ポスターには「超時空要塞マクロス」のヒロインであるリン・ミンメイと「マクロス7」の主人公・熱気バサラが描かれており、マクロスシリーズが好きな人ならば間違いなく足を止めてしまうはずです。

引用元:内閣サイバーセキュリティセンター

3月には東山奈央さん、KENNさん、鈴木みのりさんなどの「マクロスΔ」に出演している声優陣による動画「超時空サイバーセキュリティ特番」がYouTubeで公開予定となっており、まだまだ様々なコラボを行われる予定です。

これをきっかけに、自分のパソコンのセキュリティなどを見直してみてはいかがですか?

【サイトはコチラ】
https://security-portal.nisc.go.jp/cybersecuritymonth/2022/tieups/index.html