引用元:サンリオ

マイメロのグッズが発売中止

1975年に誕生したサンリオの人気キャラクター「マイメロディ」。その関連グッズの一部が昨今のジェンダー問題などに絡んでいるという理由で発売が中止される事態になりました。
一体これはどういう事なのでしょうか?

マイメロママの発言

発売が中止されたのは「マイメロディ」のお母さん・マイメロディママのグッズです。デザインアイテム「マイメロディのバレンタイン」の1つとして、ブランド「ITS’DEMO(イッツデモ)」で2022年1月18日に発売が予定されていました。
これらのグッズには、2005~2006年に放送されたマイメロディのテレビアニメ「おねがいマイメロディ」にてマイメロディママが放ったセリフが書かれており、それが「今の時代に相応しくない」とSNSで指摘されてしまったのです。

マイメロディママは可愛らしい風貌からはまったく想像できない、極めて辛辣な事を言うキャラクターとして、強烈なインパクトを放っていました。以下がそんなママの発言の一部です。

「女の敵は、いつだって女なのよ」
「女ってね、ダメな男ほど放っておけないものなのよ」
「女の子が気にしているような事を言う男はぶってもいいのよ」
「男って、プライドを傷つけられるのが一番こたえるのよ」
「相手を見極めるならランチの方がいいわね。イキナリ、ディナーはダメよ」
「女の子にわざと女の子の話をするのは、不器用な男の子がかまってほしいからよ」

……一体過去に何があったのか、気になってしまう強烈なセリフです。可愛らしい外見とギャップもあり、今もなお(マスコットキャラ人気とは別の意味で)高い人気を誇っています。
今回は、そんな中でも「男は~」「女は~」と言った性別に関する内容がやり玉に上げられる事に。

昨今のジェンダーに抵触か?

令和の今は「男女の差はできる限り無くす」「男らしく女らしくは時代錯誤」と謳われる時代です。そんな時代に「男は、女は、こういう生き物である」と決めつけるかのようなママの発言は相応しくないという声がツイッターなどで挙がるようになり、それに対応するかのように、ママの発言などが絡んだ商品の発売は見送るとサンリオが発表する事態にまでなってしまったのです。

ネットでは「感覚がズレている」「今出すのはどうなのか」と言った意見があった一方で、「そういうキャラだから」「アニメのママはああだった」などと言った擁護意見もありました。

皆さんはどう思いますか?

アニメ好きの筆者はリアルタイムでちょこちょこアニメの方を見ていましたが、ママの発言は今でも覚えています。でも、それを「良い悪い」とは考えず、「面白い」とだけ思っていました。そこまで深くは考えていなかったのです。
今も「アニメキャラの発言」という事で、それほど気にする必要はないのではないかと個人的には思いますが、皆さんはどう思いますか?

【公式サイトはコチラ】
https://www.sanrio.co.jp/character/mymelody/