縮まるモデルとファンの距離
昨今、芸能人やミュージシャンと言った著名な人が自分のツイッターやインスタグラムで、自身の自撮り画像を掲載する事は珍しい事ではなくなってきました。特にグラビアモデルと言った人達がちょっとセクシーな画像を掲載したりすると、それだけでネットニュースになる事もよくあります。そしてファンはその投稿に「いいね」を付け、それが更に広がり、知名度のアップに繋がる事もあります。
ただ、通常はモデルの人達が自らの意思で写真を撮ってアップし、それに対してファンが反応するという流れで、いわば「一方通行」とも言えます。
今回、そんな一方通行の形を変える、新しいサービスが開始されました。
自撮りをリクエストする「自撮リク」
「自撮リク（ジドリク）」は、合同会社ゴゴゴと合同会社レイヤーゼロと協業して開発した、新しいサービスです。8月12日からサービスが開始されました。
簡単に言うと「ファンがモデルに“こういう自撮りお願いします！”とリクエストを送り、それにモデルが応えてアナタだけの自撮り写真を提供してくれる」というサービスです。
まず、利用者はサイト上からお気に入りのモデルさんを探します。そして、その人に対して、「こういうポーズの写真が欲しい」と言ったリクエストと「支援金」を提示します。
それを見たモデルさんが「やってもいいかな」と思ったら「承諾」となり、要望に沿う写真を自ら撮り、それをサイト上にアップし、利用者に渡します。これで完了です。
「承諾」がされた時点で「支援金」が払われる形になっており、承諾されなければお金はかかりません。なので、頼むだけでお金がかかるという事は無いので利用者は気軽にお願いをする事ができます。
支援金は利用者が自分で金額を設定します。いくらでも設定は可能ですが、安すぎたりするとモデルさんが承諾してくれないケースもあるらしいので、よく考えて決めましょう。大体、お任せ5枚で10,000円程度が目安との事です。
なお、利用者の依頼内容・支援金額、モデルさんが撮った写真は、利用者とモデルさんしか見られないようになっている為、第三者に見られてしまう事はありません。
また、当然ですが、「エロ」や「グロ」はNGです。「セクシー」はツイッターやインスタグラムで許容できる範囲内ならOKとの事ですが、基本的には受けるモデルさんの裁量次第となるようです。
モデルさん側は基本的に自ら応募する形になっています。申請して審査を通過すれば、誰でもモデルとして活動できます。8月12日現在、サイト上には女性のモデルしかいないようですが、ガイドラインを見ても女性に限るとは書いてないので、男性であってもモデルになる事は可能だと思われます。
承諾を受け、写真を提供すれば、その「支援金」が手数料を引いた形でモデルさんに払われるため、モデル業だけでは食べていけないという方のサポートにもなります。
誰でもモデルになれちゃう！ かも
ありそうで無かったサービス「自撮リク」。まだ知名度を得ていないモデルの卵さんの活動資金を得る場にもなりますし、ファンからすれば自分だけの写真を手に入れる事ができるので、よりそのモデルさんのファンになれるはずです。
皆さんも、好きなモデルさんを見つけて、自分だけの写真をゲットしてみてはいかがでしょうか？