ふと見かけたフィギュアに一目惚れ

ある日の事。駅を何気無く歩いていると、ポップアップストアを見つけました。何を売っているんだろう？と思って覗いてみると、木製のリアルな模型が売られていました。「ウッドパズル」というモノで、汽車や観覧車・トンボなど様々な物が精巧な木製のパーツで作られており、「よく出来てるな～」と感心しました。

しかしそれ以上に心惹かれたのがあるフィギュアでした。「ナンシードリーム」という名前の３等身くらいの女の子のフィギュアで、特徴的だったのが全てのフィギュアが目を閉じ、鼻提灯をぶら下げていた事です。
フィギュアに関わらず、キャラクターのチャームポイントにおいて「目」は極めて大事です。その目をあえて閉じさせるという大胆な構図、しかしそれでいながら「可愛らしい」と思える造形に40過ぎのおっさんがたちまち惹かれてしまいました。

そのフィギュアは「Nanci(ナンシー)」。一体どんなフィギュアなのでしょうか？

フィギュア「Nanci(ナンシー)」

ウッドパズルと一緒に販売されていた事から、筆者が見かけたポップアップストアは、おそらく「つくるんです」というブランドがやっていたモノだと思われます。
その公式サイトを見てみると、「Nanci(ナンシー)」の情報も載っていました。

「Nanci(ナンシー)」は2019年に中国で誕生したフィギュアで、日本で言うカプセルトイのようなスタイルで販売されているとの事。年間で600万個を売る人気フィギュアのようです。
ナンシーというのはこの女の子の名前で、「ティータイムシリーズ」「干支シリーズ」「スポーツシリーズ」などのシリーズがあります。大体１つのシリーズで12種類くらいが展開されています。

特徴は冒頭にも書いたように、全てのキャラクターが目を閉じており、鼻提灯をぶら下げている事。かと言って寝ているわけではないようで、この表情のままテニスやってたり本を読んだりしています（笑）。この独特の表情こそが、ナンシーを可愛らしく魅せている大きなポイントなのではないかと思います。少なくとも筆者はそう感じました。
また、３等身程度の大きさも大きなポイントで、これによりセクシーさはほぼ感じず、グッドスマイルカンパニーの「ねんどろいど」に近い、小さな子どもでも集めたくなるような「愛らしさ」があると思います。

今現在、上記のシリーズの他、ポップアップストアで実際に見た「ドリーム」、「天真爛漫」「詩歌管弦」「シークレットガーデン」「二十四節気 春夏」「二十四節気 秋冬」などのシリーズが展開されており、それぞれに12種近い種類があるので、合計すると100近い種類が出ている事になります。

価格や販売場所について

「Nanci(ナンシー)」の価格はシリーズによってバラつきがあり、今現在は最安値で1,320円、最高値で2,200円でした。ただし、販売場所などによって多少変わる事がありそうです。
販売場所は「つくるんです」の公式サイトの他、楽天市場やAmazonなどでも購入できます。また、「つくるんです」の商品を取り扱っている書店や玩具店などのリアル店舗でも購入できます。

まさか40過ぎて、フィギュアに心惹かれるとは思いませんでした（笑）。１つ１つはそれほど高価ではないので、時間をかけて全シリーズを集めてみるのも面白いかもしれません。
気になった方はぜひともチェックしてみてはいかがでしょうか？

【サイトはコチラ（つくるんです）】
https://www.tukurundesu.com/pages/doll
画像引用：つくるんです