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Metaの新SNSが話題に

有名SNS「Facebook」と「Instagram」を持つ大手企業Meta(メタ)が、最近悪い意味で話題のTwitterの座を奪うべく、新しいSNSを開始する事が発表されました。SNSの名は「threads(スレッズ)」。一体どんなSNSなのでしょうか?

SNS「threads(スレッズ)」

「threads(スレッズ)」は、Metaが管理・運営を行うSNSです。

「テキスト版Instagram」と言われており、システムのベースはInstagramで、テキストを前面に押し出した作りになっているそうです。また、Instagramのアカウントを持っている場合、プロフィール名などをそのまま引き継ぐ事ができるとの事。

開始予定日は2023年7月6日。これはApp Storeでの話で、iPhone向けのサービスとなります。ただし、Android用も準備されているようで、こちらも近日中に配信が開始されるとされています。

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Twitterを狙うMeta

Metaは2004年にマーク・ザッカーバーグらによって創設された「Facebook,Inc.」(通称Facebook)を前身としています。SNS「Facebook」で多大な利益を上げ、既に人気だった「Instagram」を買収、この2本柱でSNS界を席巻していきます。その後、その名の通りメタバース事業を中心にする為、2021年に「Meta Platforms,Inc.」(通称:Meta)に会社名を変更し、今に至っています。

一方の「Twitter」は2006年に「Twitter,Inc.」によって立ち上げられたSNSです。世界中で利用されていますが、特に日本で人気で、一般人から著名人まで数多くの人たちが利用しています。しかし、2022年に実業家のイーロン・マスク氏が買収、赤字続きだった事業に様々なテコ入れを行い、利用者から様々な意見が寄せられています。

他者とのコミュニケーションをメインとする「Facebook」、画像による情報提供をメインとする「Instagram」、そしてテキストによる情報提供をメインとする「Twitter」。この3つのSNSがそれぞれ性質が異なっており、利用する人たちも異なっています。
現在、Twitterはイーロン・マスク氏の改革によって揺れており、離脱者も出ています。その混乱を狙い、Metaが新しいSNSを開始するわけです。この作戦が功を奏して「threads」が新しいSNSとして定着するのか、気になる所です。