コミケ用リュック

コミケ行った事ありますか?

年2回、夏と冬に行われる世界最大規模の同人誌即売会コミックマーケット(通称:コミケ)。世のオタクたちが命を懸ける一大イベントであり、筆者も若い頃は始発の電車に乗って行ったものです。
そのコミケでは数多くの同人誌(本)が売られており、購入者はカバンやリュックなど持参して持って帰ります。しかし、数が多すぎて入りきらない人たちが右往左往している姿を何回も見ました。そんな経験した人、いるんじゃないでしょうか?
そこで今回は、「コミケの為に作られたリュック」というレアなガジェットをご紹介したいと思います。

コミケ専用リュック「八咫烏(ヤタガラス)」

コミケ用リュック

「八咫烏(ヤタガラス)」は、薄山館株式会社から発売予定のリュックサックです。「コミックマーケットの為のリュック」と銘打たれた、おそらく世界で唯一のリュックです。

では一体、何が「コミケの為」なのでしょうか? それは大きさです。
コミケにおいて最もスタンダードな同人誌のサイズはB5(18.2×25.7cm)です。そのB5サイズの本を余裕を持って収納できるように21×32cmのスペースが用意されているのです。これにより同人誌を「縦」ではなく「平積み」の形で収納する事ができるのです。
ただ、奥行き21cmは結構な厚さです。コミケならいざ知らず、普段使いには少々大きすぎます。そこで本製品はマチ(厚さ)を変えられる機能が付いており、最小で16cmにまで縮める事ができます。出勤・通学などで使う時は小さくして使いましょう。

もちろん、本製品のコミケ特化機能はこれだけではありません。
多くの人がひしめき合うコミケ会場の事を考え、リュック全体に鉄製のフレームを完備。外から強い衝撃が加わったとしても、中の本をシッカリ守ってくれます。また、細い人から太い人まで、様々な体格の人が使う事を考え、背負いベルトの付け根部分を動くように設定。誰でもピッタリジャストフィットするようになっています。
リュックの外側には3つの大型ポケットを用意。ペットボトルやタオルと言ったコミケに必要な物を入れる事ができます。

付属アイテムについて

コミケ用リュック

「八咫烏」のメインスペースは同人誌を傷つけずに収納する事を念頭に置いている為、ポケットなどがありません。そこで小物をしまえる肩掛けバッグ「石火」が付属しています。イヤホンやスマホ、ケーブルをしまうポケットの他、15.6インチのノートパソコン、A5サイズの本やクリアファイルなどをスッポリとしまうメインスペースがあります。「八咫烏」を使うほどでもないイベントなどはコチラをご利用ください。
また、B5サイズファイルボックスも付属されており、「八咫烏」のメインスペース内に置く事で、安全に「縦置き」ができます。

価格と販売場所について

本製品は現在一般販売されておらず、クラウドファンディングサイト「Makuake」にて先行販売されています(2023年9月21日まで)。「Makuake」での価格は45,760円(税込)。こちらは前述した付属品も全て付いた価格となっています。現在、「八咫烏」単体の販売は行われていません。商品の発送は2023年12月予定となっています。

コミケに情熱を注ぐ人はもちろん、広いスペースのあるリュックが欲しいと思っていた方はコチラの商品、ぜひともチェックしてみてはいかがでしょうか?

【サイトはコチラ】
https://www.makuake.com/project/mitara_kai_bag/
画像提供:薄山館株式会社