削るのが面倒臭い鉛筆

昨今、パソコンやスマホの登場で鉛筆・シャープペン・ボールペンなどのペンを握る機会がめっきり減ったという人、多いと思います。しかし、ペンを使う事は頭の働きを良くし、認知機能の向上に繋がるとも言われており、子どもにあえて鉛筆を使わせる親や、年をとってから改めてペンを手に取る人が増えています。
ただ、鉛筆だとやっぱり「削る作業」が面倒臭いですよね。だから、どうしてもシャープペンなどを使いがちです。
そこで今回は、「削る必要が無い」新機軸の鉛筆をご紹介したいと思います。

「metacil（メタシル）」

「metacil（メタシル）」は、オーラルケア商品など、様々な日用品を開発しているサンスター株式会社から発売されている鉛筆です。

パッと見、どこにでもありそうな鉛筆ですが、従来の鉛筆とは大きく異なる部分があります。それが「削る必要が無い鉛筆」だという事です。削らない鉛筆とはどういう事なのでしょうか？

その答えは「芯の素材」です。黒鉛と金属を含んだ特殊な芯が使われており、摩耗が極めて少なく、どれだけ書いても芯が減ってしまう事が無いのです（まったく減らないわけではない）。その結果、なんと16kmもの筆記距離を実現、通常の鉛筆を日常的に使うと、500～1500m程度の筆記距離になると言われており、つまり、本製品１本で鉛筆10本分の文字量が書けるわけです。

書けるモノは一般的な鉛筆で書けるモノと変わりなく、もちろん消しゴムで簡単に消す事が可能です。芯の濃さは２Ｈ程度で、水や水性マーカーに滲みにくく、水彩画やイラストの下書きなどに最適です。
削る必要が無い芯の為、鉛筆削りやカッターなどは使用する事は無く、芯が減った場合はシャープペンのように芯部分だけを交換する形になっています。

価格と販売場所について

本製品の価格は990円（税込）。替えの芯は１つ440円（税込）。カラーはブラック・ホワイト・ネイビー・グレー・レッド・ブルーの６種類（芯の色ではなく、取っ手部分のカラーです）。
購入は全国の文具用品店などでお買い求めいただけます。

久しぶりにペンを取ろうと思っているから、せっかくなら新しい文具を使ってみませんか？

【サイトはコチラ】
https://www.sun-star-st.jp/campaign/metacil/index.html
画像提供：サンスター株式会社