12時間経つと花が咲く「桜」
書籍などを扱う会社・株式会社啓文社は、魔法の水をかけると12時間で花が咲く不思議なガジェット「Magic桜」の発売を開始しました。
価格は880円(税込)。
家で桜を楽しもう!
新型コロナの影響で、去年に続き、今年も大勢が集まっての花見は難しい状況になっています。しかし、日本人にとって桜は特別。桜以外に「開花情報」が報じられる草花はありません。
外に出て桜が楽しめないのであれば、せめて家の中で小さくとも楽しみたいと思っている人も多いのでは?
今回ご紹介する商品はデジタルガジェットではありませんが、家にいながら限りなく本物に近い桜を楽しめる素敵ガジェットです。
不思議なガジェット「Magic桜」
「Magic桜」は紙でできた桜のイミテーションガジェットです。
非常に特徴的なのは最初は「木」の部分しかなく、花が咲いていないという事です。この木だけの桜をトレイに立てて、付属されているマジックウォーターをかけると、不思議な事に木からゆっくりと花が咲いていき、約12時間経つと花が満開になるのです。
本物の桜の花が咲くわけではありませんが、鮮やかなピンク色のフワフワした花はまるで本物の桜のようであり、これがテーブルに飾ってあれば、気持ちも晴れやかになりますよね。
本物に近づける為、細かい工夫もあります。
部屋の温度や湿度によって咲く花の色や量に違いが出てくるのです。温度は15~25℃、湿度は40~60%ほどだと最も鮮やかで美しい花を大量に咲かせます。
また、花はいつまでもそのままではありません。4週間ほど経つと、本物のように散っていくのです。一度散った桜が再び花を咲かせる事はありませんが、散りゆく姿も眺めるのもまた一興です。
花を咲かせる為に使う「マジックウォーター」はただの水ではなく、食品添加物も含んでいます。口に入れても害はありませんが、もしも入れてしまったら水で洗い流すようお願いします。
家で美しい桜を愛でましょう
前述したように本製品は電気を使わないアナログガジェットです。しかし、デジタルとは違う、アナログな優しさのある製品です。
家で本製品をのんびりと眺めながらお酒を飲むのも良いですし、会社のデスクに飾ってみたり、親しい友人に送ってみたりと、使い道はかなりあると思います。
新型コロナで外に出られない苛立ちをこの製品で癒してみてはいかがでしょうか?