こういうのが欲しいという発想

今、世の中にある物だけでも十分生活はできるでしょう。しかし、ふとした事で「これがこういう事もできればいいよな~」と思う事があります。
例えば、スマホの充電器。筆者は毎日充電をしているのですが、バッテリーの減りが早くなる原因として複数のタスクを開いたままというのがあります。充電する際に不必要なタスクを自動的に閉じてくれる充電器があったら便利だなと思います。他にも1枚のキャッシュカードで別々の銀行口座からお金を下ろしたりできたら便利だなとか(危険かもしれませんが)。

世の中の便利アイテムはそうした「不便」を解消する所から生まれており、新しい技術が出てくると、それに合わせて「不便解消ガジェット」も必ず出てきます。
今回は「今ある物に新しい付加価値を加えた新しい商品」をファンライフプラス株式会社の商品からご紹介します。

時計とファンが一緒になった画期的ガジェット

年々暑くなっていく夏。納涼デジタルガジェットが毎年のように出ています。
ハンディファンも最近出てきたガジェットです。「手で持つ小型扇風機」と聞いて、最初筆者は売れるのか半信半疑でしたが、今や若い人のみならず大人でも使っている人が急増しています。筆者も使っています。
そんなハンディファンに時計機能を付けたのが「2WAY LED CLOCK FAN WITH CLIP」というガジェットです。
「柄の部分に時計が付いてるだけなんじゃないの?」と思った方もいるかもしれませんが、違います。なんと「ファンが文字盤になる」という面白アイデアなのです。
ファンが回ると、ファンに「12」「3」「6」「9」と言った時間がアナログ時計のように電子表示され、ファンが時計にもなるというモノです。ファンが回っていても文字盤はもちろん固定されており、短針・長針も表示されるので、キチンと時間を見る事ができます。
ファンを切ると時計も消えます。しかし体内時計は動いているので、次動かした時にはキチンとその時の時間を指し示します。
時計にファンに机の上がゴチャゴチャして分かりにくい! なんて思っている方、これがあれば2つあったガジェットを1つにする事ができますよ。

【商品詳細】
商品名 :2WAY LED CLOCK FUN WITH CLIP
サイズ :W130×D79×H214.8mm
電源  :USB
電源入力:DC5V
電流  :≦550mA
パッケージサイズ:W140×D135×H220mm

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余計なモノをそぎ落としたワイヤレスイヤホン

ジョギングなどをしている時、ずっと音楽を聞いてる方いますよね? 中にはジャラジャラと色々な付属品を付けたままの人がいたりしますが、個人的には運動をしている時はできるだけ身は軽くありたいと思っています。
ご紹介する「Bluetooth Wireless Earphone」は、大半のスポーツ用イヤホンに付いている「首元のリモコン」を排除したワイヤレスイヤホンです。再生や停止、音量の調整機能などはイヤホン自体に付いており、運動の邪魔をしません(もちろん、本体の方でも操作は可能)。

最近は耳に付ける部分だけのワイヤレスイヤホンもありますが、「Bluetooth Wireless Earphone」は日常生活というよりもジョギングやフィットネスなどの運動をする事を念頭に作られており、本体には耳にかけるラバーが付いています。これにより激しい運動でもイヤホンが取れません。

再生可能時間は音楽ならば3.5時間。とは言え、これは「音量を最大にした時」なので、音量を抑えればもっと長く聞く事もできます。通話ならば4.5時間も可能です。Bluetoothのバージョンは4.2なので、音飛びなども可能な限り抑えてくれます。

また、気にする人の多い「防水加工」ですが、この商品はIPX4防水仕様なので安心です。
「IPX」とは防水レベルを示しており、最大は「IPX8」です。「ええっ!じゃあ、半分なの?」と思うかもしれませんが、少し違います。「IPX5」以上はプールとか海辺で働く人が気にするレベルで「IPX8」は「水の中でも使えるレベル」を示しています。日常の「雨が降っても大丈夫、車の水撥ねでも大丈夫」と言うのは「IPX4」でもまったく問題ありません。

【商品詳細】
型番    :OTA-198
Bluetooth  :バージョン 4.2
サウンド  :ステレオサウンド
有効距離  :約10m
電源    :3.7V/80mAリチウム電池(内蔵)
電圧・電流 :5V/500mA
充電時間  :約1.5~2時間
使用時間  :通話:約4.5時間(最大音量時)
音楽    :約3.5時間(最大音量時)
素材    :TPE、ABS
セット内容:
本体、イヤーキャップS・M・L各1セット、
microUSBケーブル、取扱い説明書

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編集からの感想

今回、ファンライフプラス株式会社の担当者に話を聞きました。
一番力強く言っていたのは「オンリーワン。今ある物に新しい付加価値をつける事でオリジナリティを出す事を意識している」と言う事でした。また自社で開発を行う事もある一方で、工場などから「こういう物を作りたい」と言った相談を受ける事もあり、そこでも会社理念に沿って様々なアイデア出しをしているとも仰っていました。
今回の商品はまさにその通りで、今ある物に新しい物を付け加える、もしくは余計だった物をそぎ落とす、と言った事に力が入れられていました。そういった切磋琢磨が粗削りな商品をスマートにしていくんだと改めて思いました。