詐欺メール

詐欺メールの数々

当サイトでは、筆者の下に実際に届いた詐欺メールの数々を(勝手に)晒してきました。Amazon、郵便局、楽天……。数々の有名サイトを名乗り、アカウントが凍結された、不正な利用があった、個人情報の確認の為、と嘘八百を並べ、筆者からクレジットカード情報などを盗み取ろうとしてきました。もちろん、引っかかった事はありませんが。
特に人気の記事は以下の通り。

●Amazonから「異常ログイン通知」というメールが来たがフィッシング詐欺でした
●郵便局からSMSで「不在の為荷物を持ち帰りました」という連絡が来たが、なりすましSMSでした…
●auから「auキャンペーンのお知らせ」というポップアップが来たが、詐欺でした…
●日本郵便から「配達中止のお知らせ(配達未遂のお知らせ)」というメールが来たが詐欺でした
●楽天市場から「カード情報更新のお知らせ」というメールが!でも予想通り詐欺だった!

これらのメールはそこそこ悪質で、もしかしたら引っかかる人もいるかもしれないと思う一方で、見ただけで偽物だと分かるメールもありました。
そこで今回は、これまで筆者の下に来たメールで最もひどかったメールを晒したいと思います!

史上最低の詐欺メール

今まで筆者が受け取ったメールで最低最悪だったモノがコチラです!

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【差出人】【イオン銀行】 <zvssygyk×lz.org>
【件 名】お支払い方夤更のご案内【セゾンカード】
【内 容】
【すゾンカード】利用いただき、ありガとうございます。
このたび、ご本人様のご利用かどうかを确认させテいただきたいお取引ガありましたので、诚り胜手ナガラ、カードのご利用を一体制限させテいただき、ご连络させテいただきました。

つきましテは、以下へアクズスの上、カードのご利用确认りご协力をお愿い致します。お客様りちます迷惑、ご心配をお挂けし、诚ニ申し訳ございません。

ご回答をいただけない场合、カードのご利用制限制ガ継続されることもございますので、赠めご承了下さい。

■ご利用确认はこちら(リンク)

ご不便とご心配をおかけしました诚い申し訳ございませんガ、何とぞご理解赐りたくお愿い申しあげます。

■発行者■
株式会社クレドイゾン
〒170-6073 东京都豊岛区东池袋3-1-1 飒飒イン60・52F
マールコード CA6052

版权所有© CREDIT SAISON CO., LTD. 版权所有。
无断転载および再配布を禁じます。
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いつもなら、公式サイトなどをチェックして、本物と偽物との違いを調べていくんですが、今回もらったメールはそんな事をする必要は一切ありません。
……いや~、これはひどいですね。これで本当に騙せると本気で思っているんでしょうか? おそらくなーんにも考えず、ただ送っただけなんでしょうね。

せっかくなので、特にひどい部分を指摘してみましょう。

このメールのココがヒドイ

①イオン銀行? セゾンカード?
差出人には「イオン銀行」とあるのに、件名やメール本文には「セゾンカード」とあります。イオン銀行とセゾンカードは何の関係もありません。イオン銀行からセゾンカードの連絡が来ている時点で詐欺確定です。

②ドメインが変
イオン銀行のメールのドメインは「aeonbank.co.jp」です。セゾンカードのメールのドメインは「mail.saisoncard.co.jp」です。が、今回貰ったメールはどのどちらでもありません。どちらでもないという事は詐欺であるという事です。

③おびただしい誤字
このメールで一番の部分と言えばコレですよね。「确认させテいただきたい」「诚り胜手ナガラ」「ご连络させテ」など、もはやどう読めばいいのかも分からない間違いに溢れています。
他にも「すゾンカード」「クレドイゾン」など、固有名詞さえも間違う始末。お粗末を通り越して、もはやツッコミ待ちのボケですよ。すゾンカードって……。

普通ならこの後、危険を承知でリンク先まで確認する事もありましたが、今回はそんな事するまでもありませんでした。
このメールは1000%詐欺であると。

こんなメールは滅多に無いよ!

今回は明らかな誤りが山のようにあった為、サルでも偽物だと分かりますが、正直こんなメールは早々無いと思った方が良いでしょう。詐欺メールは相手を騙すつもりで作られるモノであり、精巧に作られているのが普通だからです。
でも、どんなモノも所詮は偽物です。必ずどこかに“穴”があります。ちょっとでもおかしいと思ったのなら、すぐにアクションを起こさず、ネットなどで調べてみる事をお勧めします。