超小型テレビ

小型化は技術進化の証

1987年の映画「マルサの女」には、肩にかけるタイプの携帯電話、いわゆる「ショルダーフォン」が登場していました。あれから35年。携帯電話は劇的な進化を遂げ、今やポケットに入るスマホを多くの人が気軽に使ってます。
家電が小さくなるのは、技術の進化の1つの証であり、今は身の回りの物はパソコンなど、ドンドンと小型化していっています。
そこで今回は、究極のサイズを実現したテレビを紹介したいと思います。

極小テレビ「TinyTV 2」

超小型テレビ

「TinyTV 2」はアメリカ・オハイオ州を拠点とする小型電子機器製造会社「TinyCircuits」が開発した超小型のディスプレイです。

最大のポイントは何と言ってもその大きさです。高さ47.6mm×幅36.6mm×奥行25.9mm、画面サイズは216×135ピクセルというドールハウスに置かれているかのような、赤ちゃんでも片手で持てる超ミニサイズなのです。そして、そんな大きさでありながら、キチンと映像を映し出す事ができるのです。ディスプレイは有機ELディスプレイを搭載しており、小さくても画質は決して悪くありません。

本製品には8GBのストレージが内蔵されており、PCなどと繋ぐ事でテレビに映像(動画)をアップロードでき、それをディスプレイで再生する事ができます。電源ボタン・スピーカー・音声調整ボタン・チャンネル切り換えボタンが用意されているので、一度動画を保存すれば、後はPCを使う事無く、いつでも好きな時に動画再生ができます。充電無しでの動画の連続再生時間は約2時間。
動画は約10時間分保存できるので、映画などの長時間コンテンツを保存する事もできます。

また、専用のソフトウェア(無料)を使う事でPCから動画をストリーミング形式で再生する事もできます。PCと同じ画面を映し出すミラーリングも可能です。

更に小さい「TinyTV Mini」

「TinyTV 2」よりも更に小さい「TinyTV Mini」もあります!

寸法は高さ26.3mm×幅23.8mm×奥行21.9mm、画面サイズは64×64ピクセルと更に小型化。しかし機能は一切変わらず、こんなに小さくてもキチンと映像を再生できます。充電無しでの動画の連続再生時間は約1時間。

価格と販売場所について

本製品の価格は8,400円(税込)。TinyTV 2・TinyTV Mini共に同じ価格になります。カラーリングはレトロな感じのクラシック、玩具感の強いクリアの2タイプ。

現在、一般販売は行われておらず、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて、先行販売されています。支援金額は30万円。支援金額に達しないと販売されないので、興味を持たれた方はぜひともチェックしてみてください。早期予約購入で23%OFFなどの割引きが受けられます。

【サイトはコチラ】
https://camp-fire.jp/projects/view/652551
画像提供:AkroSenseLLC