マイナーだけど面白いゲームをご紹介

Steamなどの発展により、大手ゲームメーカーはもちろん、資本の無い個人であっても気軽にゲームが作れ、それを世界中に送り届けられる時代になりました。その中には自分にとって「ドンピシャ」なゲームもきっとあるに違いありません。
しかし、情報が多すぎる今、不運が重なりそのドンピシャなゲームに巡り合わない事もあります。そこで今回、筆者が実際にプレイした面白いけど「超マイナー」なゲームをご紹介したいと思います!

ウォーハンマー:ケイオスベイン

ウォーハンマー:ケイオスベイン

今回ご紹介するのは「ウォーハンマー:ケイオスベイン」です。
本ゲームはフランスのゲームメーカー・Eko Softwareが開発、日本ではオーイズミ・アミュージオから発売されている、アクションRPGです。機種はPS4。パブリッシャーは異なりますが、PC(Steam)でもプレイ可能です。
海外ゲームとなりますが、キチンと日本語によるテキスト・字幕があるので、英語が分からなくても問題ありません。

本ゲームは日本での知名度は高くありませんが、世界レベルで見ると大変人気のあるミニチュアゲーム「ウォーハンマー」の世界観をモチーフとしています。ミニチュアゲームの方は筆者も詳しくは分からないのですが、分からなくてもゲーム自体は普通に楽しむ事ができます。

さて、本作を一言で言うなら「ディアブロライクなアクションRPG」です。ハクスラの金字塔である「ディアブロ」をお手本としたアクションRPGとなっており、「帝国兵士」「ドワーフ」「ハイエルフ」「ウッドエルフ」の4種類の種族から好きなタイプを選び、無数のクエストをプレイしながらレベルを上げつつ、強力なアイテムを手に入れて自身を強化していく、という王道タイプです。
1つのクエストは10~15分程度でクリアできる為、あまり時間が無い時でもササッとプレイ可能。操作性も簡単ですし、大量に湧いてくる不気味な敵を片っ端からなぎ倒していく爽快感はディアブロに引け劣らないクオリティを誇っています。
画面は斜め上からの固定視点、全体的にダークファンタジーな雰囲気で、これらもディアブロによく似ています。

ディアブロが好きな人だったら、間違いなく楽しめる作品だと思います。

欠点もある

欠点としては、まあこれは必ずしも欠点とは言えなくもないんですが、「何もかもがディアブロにソックリ」であるという点です。前述したように固定視点・ダークな世界観は元よりメニュー画面、育成のスタイルもディアブロにソックリです。もしも訴えられたら確実に負ける事確実なレベルでソックリです。
もっと言えば「ディアブロに無くて本作にある」というオリジナリティは皆無なので、ディアブロに満足してしまった方だったら「同じじゃん」と突っ込みたくなるかもしれません。
まあ、ハクスラ系は大なり小なり「ディアブロ」の影響下にあるので、仕方ないとも思いますが、個人的には何かオリジナリティが欲しかった所です。

また、ストーリーもやや理解しにくい。初登場の人物が固有名詞満載の事をペラペラと喋るので、理解が追いつかない事が多々あります。まあ、何だかんだ言ってもやる事は同じなので、そこまで深く考えなくても良いかもしれませんけど。

ウォーハンマー:ケイオスベイン
ウォーハンマー:ケイオスベイン

ハクスラ好きは是非やるべし

良くも悪くも「ディアブロ」にソックリではありますが、「似ててもイイからハクスラがやりたい!」と思う人なら絶対にやって損は無いと思います。ハクスラの醍醐味は戦って戦って強くなって強くなる事です。ココの部分に関しては確実に十二分に楽しむ事ができます。

ハクスラが好きな方はぜひともプレイしてみてはいかがでしょうか?

【公式サイトはコチラ】
http://www.o-amuzio.co.jp/games/warhammerchaosbane/
画像引用:オーイズミ・アミュージオ