超激安ワイヤレスイヤホンが…

当サイトでも頻繁にご紹介しているワイヤレスイヤホン。その種類は実にピンキリで、数千円の物もあれば、万単位する物まであります。

筆者は近所のディスカウントストアで、税込みで998円という超激安ワイヤレスイヤホンを発見。ここまで安いのを発見したのは初めての事で、一体どんな感じなのだろう、と思って購入しました。
その時の事は以前記事にしているので、ソチラをご覧いただければと思いますが、今回、そのワイヤレスイヤホンの訃報をお届けする事となってしまいました……。

超激安ワイヤレスイヤホン故障

ある日の事、朝のウォーキングに出かけようとして、右耳用のイヤホンを充電ケースから取り出し、耳に取り付けた所、突然「パワーオフ」の音声アナウンスが……。
(ん? 何イキナリ……)
このイヤホンはタッチセンサーを長押しするか、充電ケースにしまうかしないと基本的に電源は切れません。にも、関わらず、付けた瞬間電源が切れてしまったのです。
再び電源を付けてみてもすぐに切れてしまいます。

とりあえず、左耳用の方も付けて、ペアリングして音楽を流してみます。しかし、当然ながら右イヤホンからは何も聞こえません。もう一度電源をオンにしてみると一瞬だけ音楽が流れるんですが、その後すぐに「ローバッテリー」と言うアナウンスが流れ、切れてしまいました。その後も何度か試してみたんですが、この繰り返しでした。

「ローバッテリー」。つまり、「バッテリーが無いから動かないよ」と言うのです。
しかし、イヤホンは充電ケースから取り出しました。充電ケースにはバッテリー残量が表示されており、そこには「45%」の表示が。つまり、充電ケースにはまだバッテリーがあったにも関わらず、イヤホン本体はバッテリーが無いという、不思議な事になっているのです。充電ケースにイヤホンをセットすると「充電中」を示す赤いライトがつくんですが、これもすぐに消えてしまいます。

これはつまり、「充電ケースに入れてもイヤホン本体が充電されない」という状況です。

充電ケースを利用しないでイヤホン本体を充電する方法はありません。つまり、充電する方法はもう無いという事です。時間を置いて何度か同じ事を試してみましたが、やはりダメでした。
……ここはもう、この結論を出すしかありませんでした。

998円のワイヤレスイヤホン。ご臨終です。

左耳イヤホンは普通に使えますが、そんなの絶対に嫌です。両耳で聞いてこそですからね。もう使う事は無いと思います。
使用期間は約5ヵ月。ほぼ毎日、1~2時間は使っていたので、300時間くらい使った事になります。家電の寿命としてはあまりにも短いと思います。

「安かろう悪かろう」は筆者が最も使いたくない言葉の1つです。記事を書く上で、様々な商品に触れてきましたが、安くてもシッカリとした製品はたくさんありました。本製品も品質自体は何も問題は無かったですからね。

家電である以上壊れる事はあります。壊れないと思う事の方がおかしいのです。でも、そう理屈では分かっていても、この短い期間は残念だなと思わずにはいられません。

次はどうするべきか

さて、ここからは気持ちを切り替えていきます。壊れてしまった以上、「次」を見つけないといけません。

ここからは様々な選択肢があります。買わないという選択肢は無いとして、「似たような物を買う」か「思い切って高級品を買ってみる」がまず挙げられます。ただ、今までの経験からして「安いから壊れやすい、高いから壊れにくい」とは言い切れないと思います。前述した通り、人が作った物である以上、壊れる事はあります。
また、今回の激安ワイヤレスイヤホンを買ってハッキリしたのは「安くても品質は良かった」という事。超オーディオマニアの方なら話は別ですが、少なくとも筆者はこの激安イヤホンの音質で十分満足できていました。つまり、音質を考えて高いモノを買う必要は無いという事です。
これらの事から、「安いモノでも十分満足できる」と判断、高級品ではなく、安価なイヤホンを探そうと思います。

現時点ではまだ買っていないんですが、またお伝えできる商品を購入したら、記事にしたいと思います。