エッチなサイトを見ていると…

筆者は男の子です。正確に言うと、中年のオッサンです(汗)。そんな男の子なら一度は通るのが「エッチなサイト」です。「そっ、そんなサイト見た事無いもん!」なんて言って“しら”を切るのはやめましょう。誰も信じませんから。

昔、筆者が若い頃がまだWebサイトも無く、エッチな画像や映像を見るには、エロ本を買うか、エッチなビデオ(DVDではなくVHS)を借りるしかありませんでした。それが今やスマホでちょちょいと検索するだけで簡単に見られるなんて実に便利な世の中になりました。
技術・科学の進化はエロの進化、なんて言葉もありますしね。

そんなわけで、暇な時間にちょこちょこエロサイトを見ていたんですが、そこでなんとワンクリック詐欺に当たってしまいました。今回はその事についてリポートしてみたいと思います。

ワンクリ詐欺に遭遇

ワンクリック詐欺

それは、夕食前の何をするにしても微妙な時間帯、とあるエロ画像サイトを見ていた時の事でした。
エロサイトは大抵やたらページが長く、コンテンツの上下に大量の広告が掲載してあります。真っ当なエロサイト(?)はマッチングアプリとか、漫画サイトなど、真っ当なサイトに飛ばしてるんですが、筆者が見ていたサイトはそうではありませんでした。

「エッチなおねーさんがシテあげる☆」的な画像がちょっと気になってしまってクリックすると、某アダルトサイトに似たページに飛び、そこから何も操作していないのに↑のような画面が出てしまったのです。
365日間で料金300,000円!? ちょっと高すぎじゃないですか!? 0.05秒ほど焦りましたが、ここは冷静になります。トラブルで登録してしまった人はお電話、またはメールしてくださいとあります。
別にトラブルで登録しちゃったわけじゃないんだけど、でも、自分はページに飛んだ後、1クリックだってしてないんですよ。こんなの、卑怯ですよ。

という事で、電話しようかなとか0.001秒ほど考えたんですが、ここは更に落ち着きます。ネットなどでシッカリ調べてから対処しても遅くありません。

ネットで調べてみると…

ネットで「ワンクリック」と検索してみると、注意喚起のサイトがワンサカ出てきました。しかも個人レベルのサイトではなく、総務省やら大阪や千葉と言った国のサイトなどが当たるレベルです。これらのサイトに共通していた対処方法は「無視する事」。何を言われても対応せずにそのままサイトを閉じてしまえばOKというのです。

という事で、筆者もそれに倣い、電話をする事も無く、お金を払う事も無く、サイトを閉じました。
あれから1週間、特に何も起こっていません。まあ、そうですよね、詐欺だったわけですから。

筆者が引っかかったサイトでは「端末情報を保存した」という「脅し文句」が載っていたわけですが、他にも「払わないと家や会社にまで取りに行く」とか「情報を公開する」と言ったモノもあるそうです。
何も知らないと、一瞬ドキッとしてしまうかもしれませんが、どれも全部嘘です。第一、利用者の同意を得ずにサイトに登録させるのは違法です。絶対に引っかからないようにしてください。

多分無くならないけど

ワンクリック詐欺は昔からありました。正直に言うと、筆者がワンクリ詐欺に当たったのは今回が初めてではありません。たぶん、今回で30回目くらいです(笑)。
10年くらい前まではもっと色んなエロサイトでワンクリ詐欺があったように思うんですが、最近はググッと減ってきて、今回当たったのはかなり久しぶりでした。未だにオレオレ詐欺の被害などをテレビで見ますが、スマホなどのネット詐欺は減ったんでしょうかね?

ただ、無くなるという事は絶対に無いと思います。人類がいる限り、詐欺は絶対に無くなりません。
つまり、正しい知識を持って冷静に対処すべし、という事です。