ある日、アマゾンからメールが…

それは1月18日の朝7時の事、突然アマゾンからこんなメールが届いたのです。

Amazonから詐欺メール

Amazonお客様

平素はAmazonをご利用いただき、誠にありがとうございます。
ご利用のAmazonアカウントで異常な活動が検出されたため、アカウントを一時保留にし、保留中のご注文やサブスクリプションをキャンセルいたしました。
クレジットカードの盗難を防ぐため、ログイン後すぐに情報を更新してください。
ご回答をいただけない場合、Amazonのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承ください。
本件についてご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。
何卒、よろしくお願い申し上げます。

【詳しくはコチラ(リンク)】

えっ! アカウントが凍結されちゃったの? それ困るんだけど!
と、0.1秒ほど焦ったものの、ココは一度落ち着いて調べてみる事にしました。

アマゾンの詐欺メールなのか?

当サイトでは、過去にいくつもの詐欺メールを晒してきました。その中でも最も多いのがアマゾンからのメールです。世界で最も使われている通販サイトなだけに、その名を騙る不届き者が後を絶たないわけです。

過去の記事を読み返してみると、「カード情報更新」やら「不正なアクティビティが検知された」「不正利用検知システムのアラート通知」などと言った詐欺メールが来ていたわけですが、全てに言える事は「カードや個人情報を入れ直してくれ」という指示がある事。偽のサイトに飛ばして、個人情報を盗み出し、それを悪用するという手筈なのです。

では、今回来たメールはどうでしょう?
……内容こそ違いますが、やはり「情報を入れ直してほしい」と言ってきています。この時点で、99.9%詐欺だと思うんですが、もう少し調べてみたいと思います。

気になった点

①名前が無い
過去に来たアマゾンからの「本物」のメールを見た所、全てに登録した時に決めた名前が記入されていました。対して、今回のメールは「Amazonお客様」。私が誰なのかも分かっていないようです。なのに、異常な活動が検知された事は分かるんだそうです。

②異常な活動って何?
日本語の説明として、「異常な活動」と言う言い方はちょっとおかしいと思います。「不正と思われる購入」とかもっと他にも言い方はあるでしょう。「異常」という言い方もアレですが、何より「活動」って言葉に違和感を感じます。

③飛んだ先がアマゾンのURLじゃなかった
試しにリンクをクリックしてみましたが、見た目は確かにアマゾンのログイン画面なんですが、URLがアマゾンとはまったく異なるモノでした。

③でハッキリしましたね。このメールは詐欺であると。
不安を煽るような言葉を並べて偽のサイトに飛ばし、個人情報を盗み出す。一昔前と何ら変わらない、古臭い詐欺メールでした。

ムカついたからイタズラしてみた

こういったメールは過去に何度も来てますし、こうして記事のネタにできるので、ある意味ありがたくもあるんですが(汗)、やっぱりムカつきます。なので、イタズラしてやる事にしました。
偽アマゾンのログイン画面で存在していない適当なメールアドレスを入力してやりました。すると、見事にログイン(笑)。ここらへんはズボラなようです。そして、個人情報を入れる画面に。そこで↓のような感じにしてやりました。

Amazonから詐欺メール

ざまあみろ! そんな奴はこの世にいねーんだよ。
まあ、一切懲りる事は無いんでしょうが、せめてもの反撃です。
なお、これは状況が分かっている筆者だからやれたイタズラです。詳しく分からない方は、こんなメールが来たとしても、何もする事無く削除するようにしてください。