引用元:ネット流行語100公式ウェブサイト

流行語大賞とは違うネットの流行

2021年版「ネット流行語100」が発表されました。一位は今年大ヒットとなり、「流行語大賞」にもノミネートされた「ウマ娘プリティーダービー」となりました。
他にも「プリティーダービー」関連のワード、人気漫画「呪術廻戦」関連のワードが並ぶ結果となりました。

ネット流行語100

「ネット流行語100」はテレビでも話題となるユーキャン主催の「流行語大賞」とは大きく異なります。ニコニコ大百科とピクシブ百科事典が主催している「インターネットで流行った言葉」をランキング形式にしたモノです。両サイトの各単語のアクセス数を元に、去年比との差分に基づいて決定されます。
両サイトともオタク層に親しまれているという事もあり、ランクインするワードは漫画・アニメ・ゲームと言った二次元コンテンツに関するワードが多めなのが特徴です。

2021年度ネット流行語100一覧

気になるランキングは以下の通り。

01位:ウマ娘プリティーダービー
02位:ゴールドシップ(ウマ娘)
03位:呪術廻戦
04位:東京卍リベンジャーズ
05位:ゴールドシップ
06位:五条悟
07位:乙骨憂太
08位:オルチーナ・ドミトレスク
09位:ライスシャワー(ウマ娘)
10位:脹相(呪術廻戦)

1・2・5・9位を「ウマ娘プリティーダービー」関連のワード、3・6・7・10位が「呪術廻戦」という結果に。
4位は令和のヤンキー漫画と言われる「東京卍リベンジャーズ」、8位はゲーム「バイオハザードヴィレッジ」に登場した3m近い身長の女性キャラクター「オルチーナ・ドミトレスク」となりました。
「ゴールドシップ」が2つ入っているのは、擬人化された「ウマ娘」のゴールドシップと、本物の競走馬であるゴールドシップの両方がランクインしたという意味です。

前述した通り、ニコニコ大百科とピクシブ百科事典は共にオタク層に親しまれ、ワードも二次元コンテンツ関連が充実している事から、今回の結果となったようです。

引用元:ウマ娘プリティーダービー公式ポータルサイト

引用元:呪術廻戦アニメ公式サイト

なお、11位から20位までは以下の通り。

11位:妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ
12位:真希波・マリ・イラストリアス
13位:トウカイテイオー(ウマ娘)
14位:夏油傑
15位:ふにんがす
16位:オベロン・ヴォーティガーン
17位:ヤマト(ONE PIECE)
18位:PUI PUI モルカー
19位:機界戦隊ゼンカイジャー
20位:やばいクレーマーのSUSURU TV

11位以下になると様々な作品がランクインしてきますが、やはり二次元コンテンツ、サブカルチャー関連がほとんどを占めています。

去年とは様変わり

去年(2020年)の「ネット流行語100」は「鬼滅の刃」関連のワードが多くを占めましたが、今年は様変わりし、鬼滅関連ワードはトップ20に1つも入らない結果となりました。「流行語大賞」もそうですが、1年もすれば流行の流れも大きく変わるという事なのでしょう。

2022年は一体どんなワードが入って来るのか、楽しみですね。

【公式ページはコチラ】
https://site.nicovideo.jp/nettrend100/2021/