ガラケー終焉の日が近づいている

現在出回っているガラケーに使われている移動通信システム「3G」は2022年から段階的にサービスを終了します。つまり、ガラケーが一切使えなくなるという事です。
ドコモでは3Gが完全に終了するのは令和8年(2026年)3月と先の事ですが、2022年から段階的に終了する発表しており、auとSoftBankに至っては2022年に完全終了すると発表しています。

3G終了、知らない人も

来年から3Gサービスが終了になるという事を、正直多くの人は知らないのではないかと思います。現在のスマートフォンは3Gの次の世代である4Gがメインで、都市部ならば更に次世代の5Gも利用できるようになっています。今スマートフォンを利用している人は今回の事を特に気にする必要はありません。
ほとんどの人がスマホを利用している為、メディアもあまり取り上げず、話題になっていないのだと思われます。

しかし、未だにガラケーを使っている人は注意が必要です。ガラケーは主に3Gを利用している為、3Gサービスが終了すると何もできなくなる可能性が極めて高くなります。
とある調査、現在でもガラケーを使っている人は8.6%いると言われており、現在の日本の人口は1億2630万人なので、全員が携帯電話を持っていると仮定すると、今でも1000万人近い人がガラケーを使っている事になります。実際はそこまで多くないかもしれませんが、それでも数百万人はいると思われます。
その中で、サービスが終了になる事を知らない人は1/4いるとも言われています。ある日突然電話もメールもできなくなったら、困る事は間違いありません。早々の買い替えをお勧めします。

何故3Gが終わるのか?

何故3Gが終わるのか、それは利用者の減少が最たる理由ではありますが、自社の周波数帯を有効利用するという理由もあるようです。3Gに割り当てていた周波数を4Gや5Gに割り当てれば、更に利用数が広がる為、更なるネット利用ができるようになるとの事です。

どんな理由であれ、ガラケーが使えなくなる事は、一つの時代の終わりを告げられているようで、切ない気分になりますね。