引用元:マイクロソフト

Win11提供日決定

多くのユーザーが利用しているOSの「Windows」。現在はWindows10が最新ですが、ついに「Windows11」の提供が開始される事が決定しました。提供日は2021年10月5日から。現在Windows10のPCは無償でアップグレードができるとの事です。

Windowsとは

「Windows」はパソコンのOS(オペレーティングシステム)です。
それまでのパソコン(MS-DOSなど)は自分で文字を打ってシステムを起動させなければならないなど、素人には極めてハードルが高く、一部の人にしか使いこなせませんでした。しかし「Windows」の登場により、これまでとは比較にならないほど直感的にソフトなどを動かす事ができるようになり、パソコンの普及におおいに貢献しました。
他のOSとしてはMacに搭載されている「macOS」がありますが、単純な普及率で言えば、Windowsの方が圧倒的に上を行っています。

最初のWindowsは1985年に誕生しましたが、注目されたのは1995年に発売された「Windows95」から。ハイカラー(16bitカラー)以上の美麗なGUIを利用できるようになった事、そして当時徐々に普及し始めていたインターネットへの接続を容易にした事が大きな原因となり、爆発的な売り上げを記録。一気にパソコンが身近なモノとなりました。「Windows95」が無ければ、今のパソコン・インターネット社会は無かったと言っても過言ではないと思います。

その後は、細かな仕様変更などを重ねながら「2000」「Vista」「7」「8」とバージョンは増え続けていき、2021年9月現在の最新版は「Windows10」となっています。

Windows11

そしてついに提供が開始される「Windows11」。
デザインやサウンドの刷新の他、特に近年急激に増えている「パソコンによるゲームプレイ」において快適な動作ができるようパワーアップしたモノになっていると言われています。
最大のポイントは「Androidアプリの利用」です。これまでスマートフォンでしか利用できなかったアプリをパソコンでも使えるようになるというモノ。ただ、提供開始時点ではまだこの機能を使う事はできないようで、今後のアップデートなどで使えるようになると思われます。

そして気になるのはアップグレード。基本的にWin10を利用しているPCならば、無償でアップグレードが行われる予定となっており、それも10月5日からの提供になるとの事(2022年半ばまで無償アップグレードができるようです)。
自分のPCがWin11アップグレードの対象になっているかは専用アプリ「PC正常性チェックアプリ」が公式サイトからダウンロードできる予定になっています(9月1日現在はまだ準備中)。

Win10自体のサポートは2025年まで行われるらしいので、しばらくはWin10のままでも問題無いと思われますが、ソフトに互換性があるのなら早々にアップグレードした方が良いと思われます。

次はどんな進化があるのか?

あまりパソコンを使わない人からすると「そんなに変わってないんじゃないの?」と思われる事もありますが、細かな部分が実はかなり変わっており、使いこなしている人ほど変化に気が付くものです。
次は一体どんな進化を見せてくれるのか、楽しみですね。

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