引用元:上海アリス幻樂団

ケイブが東方を作る!

弾幕シューティングファンは歓喜に沸いた事でしょう。「怒首領蜂」シリーズや「エスプレイド」「ゴシックは魔法乙女」と言った数多くの弾幕シューティングゲームを開発してきたゲームメーカー・ケイブが、同じく弾幕シューティングとして有名な同人ゲーム「東方Project」の完全新作ゲームを開発する事が明らかになりました。

ケイブとは?

引用元:株式会社ケイブ

「CAVE(ケイブ)」は、東京都目黒区にあるゲームメーカーです。制作したゲームのほぼ全てがシューティングゲームという一点特化型メーカーで、中でも「怒首領蜂(どどんぱち)」は、画面上を雨のごとく弾が覆い尽くし、その中を縫うようにして避けるという、いわゆる「弾幕シューティング」の嚆矢となった作品として特に有名です。
その後「エスプレイド」「ぐわんげ」「プロギアの嵐」「虫姫さま」と言った弾幕シューティングを数多く開発。このジャンルにおける絶対的な王者として君臨しました。
ただ、近年はコンシューマゲームの制作は控えており、「ゴシックは魔法乙女」(これももちろんシューティング)と言ったスマホアプリゲームの開発・運営に力を注いでいました。

東方Projectとは?

「東方Project(とうほうぷろじぇくと)」とは、同人サークル「上海アリス幻樂団(しゃんはいアリスげんがくだん)」が作成しているゲームや音楽CDと言った著作物全般の事です。「上海アリス幻樂団」はZUNという人物による1人サークルであり、ほとんどの著作物はこのZUN氏が1人で手掛けています。
特に有名なのが「東方〇〇〇」と名がついた弾幕シューティングで、シューティングゲームとしての面白さはもちろん、印象的なメロディのBGM、個性豊かなキャラクターなどが人気です。

二大弾幕STGがついに1つに!

弾幕ゲームを好んでいる人ならば、どちらも知っていて当たり前と言っても良いほど、この2大ゲームは有名です。その二大ゲームがついに1つになる時が来たのです。
ケイブが上海アリス幻樂団のIP許諾を受け、開発が決定。これに対してケイブは「これまでのシューティングゲーム開発実績の極意を全て注ぎ込む」とコメントしています。

ただ、現段階で発表されている事は「2022年にリリースされる事」と「配信される事」のみ。細かい事はまだ発表されていません。しかし、シューティングゲーム以外になるとは考えられず、「ケイブが作る東方Project」となる事は間違いないと思われます。

前述したようにケイブはコンシューマゲームの開発を控えており、現在はスマホアプリ「ゴシックは魔法乙女」に注力しています。このゲームの売り上げが同社の売り上げの半分を占めているとの事。しかし、最近は売り上げが減少しているらしく、この新作ゲームで売り上げ回復を狙っていると説明しています。

何であれ、弾幕ゲーマーなら期待できるゲームができると思われます。ゆっくりと待ちましょう!

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