「聖剣伝説LOM」が22年ぶりに復活！
スクウェア・エニックスは1999年にプレイステーション用ゲームとして発売した「聖剣伝説 Legend of Mana（レジェンドオブマナ）」のHDリマスター版を6月24日に発売しました。
対応機種はPS4・Nintendo Switch・Windows（Steam）。
価格は3,520円（税込）。特典が同梱するe-STORE専売のPS4・Nintendo Switch用「聖剣伝説 レジェンド オブ マナ コレクターズ エディション」も同時発売され、こちらの価格は14,300円（税込）。
聖剣伝説 Legend of Mana
「聖剣伝説 Legend of Mana」は1999年にプレイステーション用に発売されたアクションRPGです。人気シリーズ「聖剣伝説」の4作目にあたり、同シリーズ初のプレイステーションゲームです。
温かみのあるグラフィックや童話的な世界観は踏襲しているものの、基本的に戦い一辺倒だった従来のシリーズとは大きく異なり、箱庭ゲームのように世界を構築したり、自宅の改築などができるのが特徴。また、非常に個性的なキャラクターが多く、哲学的なセリフを言うキャラもおり、そういった世界観も人気となりました。
また、下村陽子氏によるBGMの質の高さも人気となりました。
ゲームアーカイブスとして配信はされていましたが、この度、HDリマスターを施したバージョンが新たに発売されました。
リマスター版の特徴
約22年ぶりの復活となった「聖剣伝説 Legend of Mana」ですが、最も大きな変化はやはりグラフィックです。
背景データやUIの一部を書き直し、HD（ハイデフ化、高解像度）対応を行い、オリジナル版に比べてグラフィックな鮮明になっています。また、画面を4：3から、16：9に拡大。表示される映像が広がりました。それに伴い、メニュー画面のレイアウトも変わっており、従来よりも操作しやすくなっています。また、キャラクターイラストも一部書き直されています。
BGMもほとんどがアレンジ版となっています。ただ、オリジナル版も収録されており、自由に切り換えが可能です。
他にもエンカウント（敵との遭遇）をOFFにして、好きなだけ探索する事ができるようになっていたり、ギャラリーモード/ミュージックモードの追加、オート＆どこでもセーブに対応しています。
また、オリジナル版では「ポケットステーション」という別ガジェットがないと楽しめなかったミニゲームもゲーム内に実装されています。
コレクターズ エディション
通常版の4倍近い価格の「コレクターズ エディション」は、その値段に見合うだけの特典が付いています。
・ソフト本体
・サボテン君ぬいぐるみ
・アートブック
・サウンドトラック（リマスター版）
本作は戦いが面白いという声よりも、独特な世界観、奇妙ながら愛らしいキャラクターに惚れたという意見が多く、そうした方は「LOM」の世界をより堪能できるコレクターズエディションの方が良いかもしれませんね。