ある日こんなメールが

それは6月9日の13時頃の事でした。何の前触れも無く、こんなメールが届きました。

差出人:Rakuten(●●●@ofasldas.buzz)
件名:重要なニュース
本文:
どうも、こんにちは。
私はプロのプログラマーで、自由時間ではハッキングを専門にしております。貴方のオペレーティングシステムとデバイスに私はハッキングいたしました。貴方がお気に入りのアダルトサイトに訪問している間に、貴方のデバイスが私のウイルスに感染したのです。
マウスを数回クリックするだけで、あなたの連絡先やソーシャルメディアのお友達全員に転送することができます。
まだ抑止することができます。17万円相当のビットコインを私のBTCウォレットに送金いただくだけで止められます。この支払いを完了させるために48時間(きっちり2日間)の猶予がございます。
バカな真似はこれ以上しないでください。わかりやすい説明を段階を踏んでお伝えをしたつもりです。今貴方がすべきことは私の指示に従って、この不快な状況を取り除くことです。
ありがとうございます。幸運を祈ります。
※一部抜粋(実際はこの倍以上ある)

えっ? 私のパソコンのデータが誰か知らない人にコントロールされてる!?
一体これは何なのか、調べてみる事にしました。

①まずはネットで調べる

こういう時はまずネットで調べてみるのが一番です。もしこれがただの詐欺メールなら、他にも被害を受けている人が必ずいるからです。
Googleで件名の「重要なニュース」と、本文で印象的だった「ビットコイン」で検索してみると、まあ出てくるわ出てくるわ似たような事案が。文章に多少の違いはありますが、内容は大体同じようなモノであり、「アナタのデータを取得したから、ビットコインで金払え」という感じです。
ハッキリ言ってしまうと、ネットで情報が収集できた時点で、このメールがガチではなく「うっかり騙されるヤツ待ちのただの詐欺メール」である事が分かりました。

②内容をシッカリと確認

メール本文をシッカリ読むと、これが私個人に当てて作られたメールではない事が分かってきます。
まず「お気に入りのアダルトサイト」とありますが、筆者が受け取ったメールアドレスは仕事用で、このメアドを使用しているパソコンでアダルトサイトを見た事はありません。おそらくアダルトサイトと書けば、大抵の男は動揺してお金を払ってしまうだろうという魂胆なんだと思います。
つまり、不特定多数の人に一度に送る為に、「最もよくありそうなパターン」の文章にしているわけです。

③差出人も確認

今回もらったメールの差出人は「Rakuten(●●●@ofasldas.buzz)」となっていました。なんと楽天が堂々と脅迫メールを送ってきたのです。
実はメールには「送り主のメールアドレスは自動的に作られ、ネット上で拾ったものです」と書かれてあり、適当なメアドを使っていると明言されているのですが、にしては楽天という非常に知名度の高い名前になっているのも、なんだか都合が良すぎる気がします。

結論:メールを消してメシ食って寝る

ネットでの情報によれば、お金を払わなかった事によって、本当に個人データがばら撒かれたという事例は1件も確認されていないという事です。つまり、無視するのが一番だと言う事です。
この手のメールは基本的に相手にしない事が一番の対策になります。もしも、皆さんの所に似たようなメールが来ても、落ち着いて消して、ご飯食べて、寝るのがベストですよ。