レッチリが全楽曲を売却!

アメリカのロックバンド、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(Red Hot Chili Peppers)が、これまでの全ての曲の著作権を音楽著作権の管理会社「ヒプノシス サウンド(Hipgnosis Sound)」に売却したと報道されています。
その金額は1億4,000万ドル(約153億)との事です。

レッド・ホット・チリ・ペッパーズ

レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、通称レッチリはアメリカのカリフォルニア出身のロックバンドです。ベースとなるロックンロールに跳ねるようなリズムのファンク、ラップなどの要素を取り入れた、日本では「ミクスチャーロック」と呼ばれる個性的なロックを演奏する、現在のアメリカを代表するバンドです。
日本のロックフェスティバルにも頻繁に出演しており、毎回ヘッドライナー(主役)を務めています。
日本では、藤原竜也さんが主演した映画『デスノート』にて使われた「Dani California」と、続く『デスノート the Last name』で使われた「Snow ((Hey Oh))」が特に有名かと思われます。
そんな、大人気のレッチリですが、なんと自身の楽曲を全て売却してしまったというのです。

楽曲売却

レッチリの楽曲を購入したのは「ヒプノシス サウンド(Hipgnosis Sound)」という音楽著作権の管理会社で、この会社は過去にもニール・ヤングの曲1,180曲を154億円で購入したりと、著名なアーティストの楽曲の購入を頻繁に行っていると言います。
著作権の売却と言うのは、印税収入の支払先が変わる事を意味しており、今後、テレビや映画(日本ならカラオケなど)でレッチリの曲が使われても、レッチリメンバー本人達にはお金は入ってきません。その代わり、バンド側は153億円という金額をまとめて手に入れる事ができました。
これがバンド側にとって吉と出るのか凶と出るのかは気になる所です。今後バンドが収入を得るのは、主にライブなどにおける収益がメインとなるようです。

なお、ライブなどにおいて演奏ができなくなるわけではないようで、演奏自体についてはこれからもまったく問題無い模様です。

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