ファミ通・電撃ゲームアワード2020
株式会社KADOKAWA Game Linkageは、ゲームファンの投票により2020年のベストゲームを選ぶ「ファミ通・電撃ゲームアワード2020」を開催し、3月7日に配信したゲーム情報番組『WILDish Presents GAME LIVE JAPAN With ファミ通・電撃ゲームアワード』内で発表・授賞式を行いました。
ファミ通・電撃ゲームアワードとは
「ファミ通・電撃ゲームアワード」は、大手ゲームメディア「ファミ通」と「ゲームの電撃」がタッグを組み発足した国内最大級のユーザー投票型ゲームアワードです。ユーザーから厚く支持され、かつゲーム業界の発展に多大な貢献をしたと認められる優れたゲームやクリエイターなどを、読者投票によって選びます。この賞を受賞する事は、ゲームクリエイターの1つの目標と言っても良いかもしれません。
今回の投票総数は17,507票となりました。
ファミ通・電撃ゲームアワード2020受賞作品
今回の各部門の受賞作品は以下のようになりました。
【Game of The Year】
あつまれ どうぶつの森/任天堂
【MVC~Most Valuable Creator】
Sucker Punch Productions
任天堂『あつまれ どうぶつの森』開発チーム
【シナリオ部門】
The Last of Us Part II/ソニー・インタラクティブエンタテインメント
【グラフィック部門】
Ghost of Tsushima(ゴースト・オブ・ツシマ)/ソニー・インタラクティブエンタテインメント
【ミュージック部門】
ファイナルファンタジーⅦ リメイク/スクウェア・エニックス
【アクター部門】
ダイスケ・ツジ(境井仁)/Ghost of Tsushima(ゴースト・オブ・ツシマ)
【ボイスアクター部門】
櫻井孝宏(クラウド・ストライフ)/ファイナルファンタジーVII リメイク
【キャラクター部門】
境井仁/Ghost of Tsushima(ゴースト・オブ・ツシマ)
【オンライン部門】
ファイナルファンタジーXIV/スクウェア・エニックス
【アクション部門】
天穂のサクナヒメ/マーベラス
【アクションアドベンチャー部門】
Ghost of Tsushima(ゴースト・オブ・ツシマ)/ソニー・インタラクティブエンタテインメント
【アドベンチャー部門】
ALTDEUS: Beyond Chronos(アルトデウス: ビヨンドクロノス)/MyDearest
【RPG部門】
ファイナルファンタジーⅦ リメイク/スクウェア・エニックス
【インディゲーム部門】
天穂のサクナヒメ/マーベラス
【ルーキー部門】
天穂のサクナヒメ/マーベラス
【eスポーツゲーム部門】
Apex Legends/エレクトロニック・アーツ
【ファミ通・電撃特別賞】
原神/miHoYo
桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~/コナミデジタルエンタテインメント
【Best Game in China】
あつまれ どうぶつの森/任天堂
【Best Creator in China】
小島秀夫/コジマプロダクション
【WILDishインディ賞】
Maneater/Koch Media
栄えある【Game of The Year】は任天堂の「あつまれ どうぶつの森」となりました。新型コロナによる巣ごもり需要もあり、全世界で3,000万本という驚異的な売り上げを記録した本作。任天堂らしい老若男女が楽しめるゲームデザイン、ハマったら抜けられない中毒性のあるシステムなどはメディアでも盛んに取り上げられ、著名人のプレイヤーも多く、Nintendo Switchの売り上げ底上げの原動力にもなりました。
他の注目作は、海外製のゲームでありながら日本の原風景を美しく、そして苛烈に描いた時代劇アクションアドベンチャーの「Ghost of Tsushima(ゴースト・オブ・ツシマ)」、稲作の工程が本格的過ぎると話題になった「天穂のサクナヒメ」、23年の歳月を経て復活した「ファイナルファンタジーⅦ リメイク」、中国のオンラインゲームの凄さを世界中に知らしめた「原神」などが受賞しました。
どれも2020年に大いに話題になったタイトルばかりです。
【配信動画】※非常に長いので注意
ファミ通・電撃ゲームアワード2021はどうなる?
2020年のゲームに関する話題の1つに、何と言っても「PS5の発売」がありました。ただ、残念ながら今回PS5タイトルは1つも入っていません。11月発売だった事やまだまだ入手困難な事もあり、本格的に話題になるのは2021年以降と言われています。
2021年の受賞作はどんな作品になるのか、今から楽しみですね!