クリアな音質のコンデンサーマイク
様々なIT製品を開発しているサンワサプライ株式会社は、自宅でプロ並みの音質を実現した、高音質デジタルコンデンサーマイク「400-MC022」を発売しました。
価格は8,909円（税抜）。
マイクの需要は上がっている
昔、マイクが頻繁に使われるのはプロが歌う時くらいであり、一般の人が使うのはせいぜいカラオケの時くらいでした。しかし、今はネットで有名人から一般人まで様々なモノを配信する時代になり、歌はもちろん、ゲーム実況やポッドキャストなどと言った様々な「声の届け方」が出てきました。
スマホのマイク機能でも事は足りるかもしれませんが、周りの余計な音が入ってしまったり、納得する音質ではなかったりと、マイクに特化した物ではないだけに不満が残る人もいるかと思います。
そんな方におススメしたいのが、今回ご紹介する高音質デジタルコンデンサーマイク「400-MC022」です。
コンデンサーマイク「400-MC022」
「コンデンサーマイク」とは「電源供給が必要な高感度のマイク」の事で、常に電源が必要になる為、移動しながらの使用には向きませんが、代わりに感度に優れておりクリアな音質を実現できます。
他の種類に「ダイナミックマイク」があります。ダイナミックマイクは感度が低いですが電源が必要無い為、ライブなど歌い手が激しく動き回る場面でよく使います。カラオケにあるマイクもダイナミックマイクです。
今回紹介するタイプは移動には不向きなものの、感度が高いコンデンサーマイクタイプです。USB接続で、主にパソコンに繋げて使います。
最大の特徴はクリアでリアルな音を出力する事ができる事で、24bit/96kHzのハイレゾ対応になっており、高音質デジタルレコーディングが可能です。
また、エコーキャンセリング機能付きで、反響ノイズを軽減し、明瞭に聞き取れるようにします。
指向性は一定の方向からの音のみを拾う単一指向性、マイクを中心に360°全方向の音を拾う無（全）指向性の切り替えが可能です。1人の歌声だけをクリアに録音したいなら単一指向性、複数の人間が同時に歌うような時は無（全）指向性がおススメです。
マイク背面にはヘッドホンやスピーカーが接続する事で、パソコンを介さずマイクの音を出力できるダイレクトモニタリングに対応しています。
せっかくやるなら高音質で
ネタが面白ければ配信などで人気が出るでしょう。しかし、クリアな映像・聞きやすい音質ならばより人気が出ると思います。
ただプロ並みの機材を揃えるとなるとそれなりにお金もかかるでしょう。通常コンデンサーマイクは2万円以上するのが普通ですが、本製品は税込みでも1万円行かないという低価格です。まずはこの製品から始めてみてはいかがでしょうか？