ウソ！？片手に収まる最新超ミニPC
ミニパソコンを専門とするグローバルメーカーMinisforum（ミニスフォーラム）は片手に収まる程小さいにも関わらず、高性能を維持したミニPC「UM270」の予約発売を開始しました。
現在はクラウドファンディングサイト「Makuake」にて先行予約販売中。発売は4月末を予定。
価格は71,250円（一般通常価格）。
これがパソコンなの？と思う見た目
まずはこの大きさを見ていただきたい。テレビのリモコンとほぼ同じ大きさです。従来のデスクトップの1/25です。にも関わらず、これは「パソコン」なのです。この小さな箱の中にハイスペックなパソコンが詰まっているのです。
一体どういう事なのか？ 画面もキーボードも無いじゃん！
ご説明しましょう。
デスクトップのパソコンは簡単に言えば本体とディスプレイ・キーボード・マウスなどのパーツがあります。その中で「本体」だけを徹底的に小型にしたのが本製品なのです。
この製品にディスプレイやキーボードを接続する事で、パソコンとして使う事ができるのです。
ノートパソコンを使えば良いという意見もありそうですが、ノートPCは重くて持ち運びが大変だという意見もあり、行った先にディスプレイとキーボードさえあれば、これだけでも十分事が足りるわけです。
小さいけどハイスペック
小さいのは良いですが、性能まで小さくなってしまったら困ります。しかし、その心配はありません。「UM270」は小さいながらもハイスペックを実現しています。
CPUは「Ryzen™ Mobile」の第2世代シリーズでは上位に当たる高性能CPU「Ryzen™ 7 PRO 2700U」を搭載。4コア／8スレッド処理に対応しています。
GPUは「Radeon™ RX Vega 10 Graphics」を搭載。10コアのグラフィックスコアを備えており、統合グラフィックとしてすぐれたパフォーマンスを期待できます。
メモリは16GB、ストレージは256GBです。
更に「UM270」の凄い所は、簡単操作で拡充が可能だという事です。従来は工具を使ってパソコンを開いて、丁寧に設置をする必要がありましたが、本製品はワンプッシュで機械が開き、簡単に機能拡大ができます。
メモリは32GBまで、ストレージなら1TBにまで容量が増やせます。
使い方は自由自在！
本製品はクラウドファンディングサイト「Makuake」で目標10万円で始まりました。それに対して446万円もの支援が入り、プロジェクトは見事に成功。作製が確定し、現在は購入者を募っている状態です（2月8日現在）。
これだけの支援を求めるという事は、それだけニーズがあるという事です。ノートPCでは完全にフォローできないという人もおり、そんな人達にこの製品はきっと満足してもらえると思います。