あの名作が12年を経てよみがえる！
ゲームメーカー・グランゼーラは名作と謳われている横シューティングゲーム「R-TYPE」の最新作「R-TYPE FINAL2」を4月29日に発売すると発表しました。
対応機種はPlayStation 4、Nintendo Switch、Xbox One、Xbox Series X/S。PC版（Steam）の発売も決定していますが、こちらはまだ発売日未定。また、Xbox One、Xbox Series X/S、PC版はダウンロード専売。
価格も詳細はまだ未定となっています。
「R-TYPE」とは？
「R-TYPE（アールタイプ）」は1987年にアイレムによって開発されたアーケードゲームです。
硬派なSFシューティングで、似たゲームとしては「グラディウス」がありますが、生物的なフォルムのボスキャラ達、完全無敵のオプション「フォース」など、当時としては斬新なアイデアが多く盛り込まれており、今なお根強い人気があります。
個人的には女性のアレをモチーフにしたと言われている、気色悪いボスキャラ「ゴマンダー」が大好きです。
純粋な続編が4作、各作品の移植などが無数にある、まさに名作名高いシリーズですが、純粋なナンバリングタイトルは2009年の「R-TYPE FINAL」（PS2）以降、出ていませんでした。
今回、それから12年の歳月を経て、完全新作として「R-TYPE」が復活する事となりました。
なお、「R-TYPE」は「FINAL」までアイレムが開発してきましたが、今回グランゼーラという会社が開発しています。グランゼーラはアイレムの社員によって立ち上げられた会社であり、過去作に携わったスタッフも多くいるようです。
「R-TYPE FINAL2」について
「R-TYPE FINAL2」はクラウドファンディングによって全世界から1億円近い支援を受け、製作されました。
これまでと同じく横視点タイプですが、映像自体は3Dへと進化しています。「R-TYPE」の代名詞と言えるフォースも登場します。また、公式サイトによると、最低でも9機の機体が確認でき、それぞれ攻撃スタイルが異なるようです。
昨今のゲームらしく、ステージなども発売後も随時追加されていくとアナウンスされています。
最新技術で温故知新
2021年になってもゲームの進化は止まりません。しかし、一方で昔ながらのゲームを愛好する人も数多くいます。「R-TYPE FINAL2」も映像こそ最新技術を使った3D映像になっていますが、公式動画などを見る限り、世界観や操作感などはこれまでのシリーズとほとんど変わらないように思います。
今と昔のハイブリッドで昔からのファンもこれからのファンも納得できる、そういうゲームが増えていくのは、古参ゲーマーとしては嬉しい限りです。