静電気パワーでカンタン操作のタッチペン!
IT関連機器を多く開発しているサンワサプライ株式会社は、電池による静電気を使う事で極細を実現したタッチペン「PDA-PEN41BK2」を発売しました。
価格は6,500円(税抜)。
タッチペン使ってますか?
スマホやタブレットを使う時、ほとんどの人が指を使って操作していると思います。アプリをタッチするだけならそれでも問題ありませんが、例えばイラストを描きたい時、メモを取りたい時などは指だと太すぎて上手くいきません。また、キレイ好きな人なら、ディスプレイに指紋がついてしまうのが嫌だという人もいるでしょう。スナック菓子を食べた後なんて最悪です。
そんな時に使えるのがタッチペンです。
タッチペンには多く分けて2種類あります。「感圧式」と「静電気式」です。
「感圧式」とは、圧力をかけるタイプのタッチペンです。要は「グッ」と押し込む事で、画面を反応させているのです。
例えば任天堂DSやカーナビなどが感圧式の画面です。圧力式なので、先端が固く細いパターンが多いのが特徴です。
対して「静電気式」とは、微弱な静電気を流す事によって感知させるタッチペンです。
スマホの画面には微弱な静電気を感知する機能がついています。人間の身体にも微弱な電気が流れており、タッチした際、ペンを伝った静電気を感知して反応するわけです。
静電気式は先端に利用者の静電気を溜める必要があります。その為、感圧式に比べると先が太く柔らかい(素材を使っている)のが特徴です。
知らない人もいますが、スマホやタブレットは基本的に静電気式のタッチペンしか使えません。感圧式のタッチペンは使えないのです。手袋をしたままスマホの画面を押しても反応しなかった経験がある人もいるかと思います。それは手袋で静電気が遮断されてしまった為に動かなかったのです。
電池で静電気を生み出すタッチペン
今回ご紹介するサンワサプライのタッチペンは、静電気式でありながら極細の先端を実現した最新のタッチペンです。
何故そんな事ができるのか? それはペンに電池を入れる事で人間の静電気ではなく、電池から生み出された静電気を利用しているからです。前述したように人間の身体の静電気は大変微弱です。それをしっかり溜める必要があり、その為ペン先が太いのです。
が、その静電気を電池の力を作り出す為、細い先端でも十分な量の静電気を流せるのです。
単四電池をペンに入れる事で静電気が発生し、極細の先端2.0mmを実現。画面が見やすくなり、思った通りのモノを描く事ができます。前後左右最大120度まで傾けてもしっかり画面は反応します。単四電池1つで17~18時間使用する事ができます。
また、ペン先を伸縮させる事が可能で、長いと感度が下がり、短いと感度が上がります。先端の太さそのものは変わりません。
タッチペンをガシガシやりすぎて画面に細かい傷がついてしまう事もあるでしょう。本製品は感度調整もできるので、感度を上げて優しく使えば画面を傷つける事も無く、長持ちさせる事ができます。
これからはタッチペンは必須かも?
様々なアプリの普及で画面を使って色々やる事が増えました。SNSで上げる画像をパソコンではなくスマホで編集すると言った機会はこれから更に増えてくると思います。
そんな時にタッチペンは必須になります。是非とも購入を検討してみてはいかがでしょうか?