PS5発売から2ヵ月……

プレイステーション5(PS5)が発売されてから既に2ヵ月が経ちますが、本体は相変わらず品切れが続いています。しかし、それに対してソフトの方はほとんど売れていないという状況が続いています。

PS5とソフトの販売数

大手ゲーム情報雑誌「ファミ通」のデータによると、12月末までのPS5の販売台数は約25台。それに対して、ソフトの方は1月10日までの時点で最も売れているのが「スパイダーマン マイルズ・モラレス」で、約3万5000本ほど。販売本数が1万本を超えているのは上位3位までで、更に10位までの全て販売本数を足しても10万本に達しない状況です。

本体は25万台売れているのにソフトは10万本に行っていないという事は、単純に考えれば約15万人のPS5を持っている人はソフトを買っていないという計算になります。ダウンロード販売の数が入っていないので、もしかしたらもっとPS5ゲームをプレイしている人もいるのかもしれませんが、それでも少ないと言わざるをえません。

考えられる要因

ここからは明確なデータが存在しない為、あくまで推測の域となりますが、筆者は3つの理由があると考えています。

1つ目は「とりあえず本体だけは買っておこう」という考えの人がいるのではないか、という事。PS5はPS4のゲームもプレイできるので「欲しいは欲しいからとりあえず抽選には参加して、もしも手に入ってやりたいゲームが無くてもPS4ゲームやっていればいいか」という考え方です。
実は筆者もそんな考えだった人間の1人で、「スパイダーマン マイルズ・モラレス」こそ買いましたが、それ以外のソフトは買っておらず、もっぱらPS4ゲームをやっています。まさか抽選に当たるとは思っていなかったので、ソフトの方はあまり調べていませんでした。

2つ目は「キラータイトルが無い」事。「スパイダーマン マイルズ・モラレス」、「ゴッドフォール」「アサシン クリード ヴァルハラ」など……。ローンチタイトルで日本人が飛びつきそうなタイトルは正直無いと筆者は思いました。百歩譲って「アサシン クリード ヴァルハラ」はまだ良いかと思いますが、かと言って「ファイナルファンタジー」「ドラゴンクエスト」よりもかと言われればそんな事は無いと思います。
また、今後発売されるタイトルも「仁王」や「ボイド・テラリウム」「龍が如く7」など過去作のリメイクやリマスターが多く、注目度の高い完全オリジナル作品はまだまだ出ていない状況です。

そして3つ目は「転売ヤーの手に渡っている可能性がある」事。本当に欲しい人の手に渡らず、転売目的の人間の手に渡ってしまっている可能性があります。実際、ネットでは定価を遥かに超える価格での販売が散見されており、筆者もとあるゲームショップに行った所、ガラスケースの中に鎮座しているPS5を発見。その値段は税抜で88,000円でした。1.5倍近い価格です。
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は注意喚起をしていましたが、正直あまり効果は出ていないように思います。

もう少し時間が必要か

日本人でも気になるキラータイトルが出る事によって、PS5自体の注目度は上がると思います。初代PSが売れた理由の1つとして「ファイナルファンタジー7が出たから」という事が挙げられています。
また、その間にたくさん増産されて転売する価値が無くなれば、高額転売も無くなっていくと思います。
どちらにせよ、PS5がスタンダードになるには、もう少し時間がかかるかもしれません。もうしばらく待ちましょう。