引用元:厚生労働省

新型コロナ確認アプリ「COCOA」の状況

厚生労働省が新型コロナウィルス確認アプリ「COCOA」について、現状を報告しました。1月6日で登録者数は2293万人、陽性件数は6,552件となっています。
去年に比べるとかなり増えていますが、まだ目標には遠い結果となっています。

新型コロナ確認アプリ「COCOA」について

2020年は新型コロナウィルスに翻弄され続けた1年となりましたが、2021年になってもまだまだ厳しい状況が続く事が予想されています。今の状況を考えると、むしろ2021年の方が厳しい年となるかもしれません。オリンピック・パラリンピックも開催されるのか、非常に不安です。

そんな中、1つの指標として誕生したのが「COCOA」です。
自身が新型コロナに感染した際に、COCOAに情報を入力する事で近くに住んでいる人達に知らせる事ができるというスマートフォン用のアプリです。

2020年8月に一度、COCOAについては記事にしましたが、その時の登録者数は1,400万人、陽性件数は300人程度でした。あれから約4ヵ月が経ち、登録者数は900万人増え、陽性件数は6,200人増えました。
とは言え、数字的にはまだまだと言った状況です。

厚生労働省は全人口の60%を目標にしていますが、現在は約20%程度。陽性件数も現在累計で約25万人ですが、COCOAでの登録は6,500人と2.6%に留まっています。
陽性件数については、後に回復した為に利用しなかった人もいるとは思いますが、2021年1月現在、1日の陽性者数が5,000人を超えている事を考えると、やはり少ないと言わざるをえません。未だに「周りに迷惑がかかるから」と言った理由で、入力を躊躇っている人がいると思われます。

これからの「COCOA」について

前述したように、新型コロナの猛威は収まる所か、更に勢いを増している状態です。2度目の「緊急事態宣言」も出されました。このまま感染者数が増えれば「あの人が感染した。怖い!」なんて言ってられない状況になるかもしれません。
COCOAはそんな状況を正しく判断できるアプリだと思います。ただ、それを判断する為にはより多くの方の登録と、実直な感染入力が必要となります。
まだの方は是非とも登録を!

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