Apple初のヘッドフォン!
2020年12月8日、Appleは同社初となるヘッドフォン「AirPods Max」を発売すると発表しました。発売は12月15日、価格は61,800円。
Appleはこれまで「AirPods」という「イヤフォン」は発売してきましたが、「ヘッドフォン」を発売するのは今回が初めて。「イヤフォン」は耳の穴に差し込むタイプ、ヘッドフォンは耳全体を覆うタイプの事を指します。
「AirPods Max」の性能
ヘッドフォンやイヤフォンはピンキリで、数千円の安い物もあれば、数万円する高級品まであります。今回Appleが発表した「AirPods Max」はお値段61,800円とかなりの高級品です。
であれば、それに見合うだけの性能を有しているという事です。
最も面白いと言える機能は「アダプティブイコライゼーション」でしょう。
これは利用者の耳に届く音、クッションの密着度、吸着度などに合わせて低音域や中音域のバランスを自動的に調整してくれるシステムの事。曲はジャンルによって低音や中音、高音のバランスが違うと言われています。様々なジャンルを聞く場合、自動的にバランスを変えてくれると常に最高のバランスで聞く事ができます。
また、外に向けてマイクが内蔵されており、それを使った「ノイズキャンセリング」と、逆の「外部音取り込みモード」なども完備。「ノイズキャンセリング」は珍しくありませんが、逆に外の音を「取り入れる」モードがあるのは大変珍しいと言えます。
素材にもこだわっており、通気性のあるメッシュ素材を使用。フレームはステンレススチール製で、軽い上に柔軟性に優れ、様々な形にフィットします。
本体には音量調整・再生と停止・スキップ・電話への対応が可能なスイッチなども完備。
バッテリー持続時間は約20時間。
カラーはスペースグレー・シルバー・スカイブルー・グリーン・ピンクの5種類。
他、専用のケースも付いています。
Appleの本気を見た!
初めてこのヘッドフォンを見た時、正直高いなと感じたものの、その性能を知ったらそれも納得しました。
Appleという一流企業が本気を出して、超高性能のヘッドフォンを作るとこういうのが出来るんだな、と感嘆。Apple信者でなくとも、音にこだわる方なら一考の余地ありの商品だと思います。