引用元:アップル

自社開発チップ「M1」搭載のMac

アメリカのApple社は、プロセッサをIntel製から自社の製品「M1」に切り替えた新型Macを発表しました。
製品はMacBook Air、Mac mini、MacBook Proの3種類。価格は以下の通り。

・MacBook Air 10,4800円
・Mac mini 72,800円
・MacBook Pro 134,800円
※全て税別。
※いずれも最低価格。メモリやストレージにより、価格は変わります。

販売は11月17日から。

「M1」の性能の凄さ

「M1」とは、簡単に言うとアップルが開発したCPUの事です。「プロセッサ」とも言われ、パソコンなどの電子機器の根幹を成す、大変重要な機器です。
アップル独自のチップセットは「Apple Silicon(アップル シリコン)」と呼ばれ、最初iPhoneに使われ、iPad、Apple Watchなどにも使われてきました。しかし、Macに関しては、2006年からIntelのプロセッサが使われていました。
今回、Macに初めて自社製のプロセッサが使われる事になり、アップルユーザーから大いに話題になっています。

「M1」はMac用のApple Siliconで、iPhoneなどに使われている物を強化したモノで、何と言ってもその性能の高さが注目されています。
まずは高い省エネ性が挙げられます。MacBook Airなら最大15時間、MacBook Proなら17時間、内蔵バッテリーだけで稼働すると言われています。
また、CPUのパフォーマンスも、メモリ自体は8~16GBと一般的ですが、それに対する処理能力が他のパソコンに比べて極めて高く、2~3倍近く高速化されているとの事。

アップルは今後2年でアップル製品全てを自社製CPUに切り替えると発表している事からも、相当の自信がある事が伺えます。

Macは更に進化する!

「M1」の搭載により、あらゆる処理が速くなり、動画編集やゲームデザイン、機械学習のタスク、音楽制作などの重い作業もかなり楽になる(速くなる)と言われています。
MacとWindowsPCは常に争っている状況ですが、今回の新しいMacの誕生で、その拮抗が崩れるのか、気になる所です。

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