概要
イギリスの「Raspberry Pi財団(ラズベリーパイざいだん)」はパソコン本体とキーボードが一つになったパソコン「Raspberry Pi 400」を発表しました。
これにより、ディスプレイされあればいつでもどこでもパソコンを開く事が可能になります。
Raspberry Pi 400単体の価格が70ドル(約7300円)、マウスや電源ケーブル、HDMIケーブル、SDカードをセットにしたキットは100ドル(約1万500円)です。
Raspberry Pi
Raspberry Pi(ラズベリーパイ)、日本では略して「ラズパイ」と呼ばれているパソコンはRaspberry Pi財団によって作られました。基盤がむき出しの状態で、必要最低限の機能だけが取り付けられた「シングルボードコンピュータ」と呼ばれているモノで、非常に安価な事から話題になりました。
2019年に「Raspberry Pi 4」というモノが発売され、今回の「Raspberry Pi 400」はその「Raspberry Pi 4」が組み込まれたキーボード付きパソコンです。
本作最大の特徴は何と言ってもその利便性にあり、キーボードには電源ケーブル、HDMIケーブル、SDカードスロットなどが付いている為、ケーブルを繋げば、どんなディスプレイも更にはテレビであっても、すぐにパソコンの画面を映し出す事ができます。
テレワークなどにより、自宅などパソコン環境が整っていない場所で仕事をする場合、大活躍する事間違いナシです。
気になる機能面は以下の通り
・OS:Raspberry Pi OS(Linuxベース)
・プロセッサー:Broadcom製クアッドコアプロセッサー1.8GHz
・CPU:LPDDR4 RAM4GB
・HDD:32GB(Raspberry Pi OSがプログラム済み)
接続面では
・USB3.0×2
・USB2.0×1
・micro-HDMI×2
・microSDスロット
・Bluetooth 5.0
・無線LAM対応
が完備されています。
Raspberry Pi 400単体の価格が70ドル(約7300円)、マウスや電源ケーブル、HDMIケーブル、SDカードをセットにしたキットは100ドル(約1万500円)です。
単体はOSが付いていないようなので、パソコンに詳しくないユーザーはキット版を購入する事をお勧めします。
日本での販売は2021年の春頃が予定されており、日本語配列版も発売される予定との事。
【紹介動画】