夏が終わった!

うだるような暑さの夏がようやく終わり、随分と涼しくなりました。もう秋の始まりです。そうなるとフル活動していたエアコンも夏の仕事は一段落と言った所でしょう。
しかし、このまま何もせずに冬になって暖房をつけてしまう方、いませんか? それは良くありません。しばらく使わなくなる事、冷房と暖房とでは使う機能が違うという事などから、シッカリとエアコンの「後片付け」をしてから、冬を迎える事が好ましいのです。
そこで今回は夏が終わった後のエアコンの後片付けについてご紹介したいと思います。

秋にやっておくべき事

●送風で2~3時間行う
大抵どのエアコンにも「送風」という機能があります。これは温かくも冷たくもない、普通に風を送るだけというモノ。一体これに何の意味があるの? と思うかもしれませんが、これを行う事によりエアコン内を乾燥させてカビの発生を抑える事ができるのです。
もしも「送風」が無かった場合、冷房にして温度を最も上げて2~3時間ほど稼働させましょう。送風とほぼ同じ効果を得る事ができます。

●エアフィルターをキレイに水洗い
エアフィルターは最もゴミが溜まりやすい場所です。一夏ずっと付けておくと、大抵のフィルターはホコリだらけになってしまうものです。しばらく使わないなら、一度水洗いをしてホコリを徹底的に落としましょう。ホコリが付いていると冷房・暖房に関わらず効果が落ちてしまいます。

●他の部分もキレイに
エアフィルターの他にもファンや通風路など、一度徹底的にキレイにした方が良いでしょう。言った通り、汚い状態では効果も落ちて無駄な電気を使う事になってしまいます。
ただし、細かい部分になると素人では掃除できない場合もあります。そういった時は専門の業者を呼ぶのもアリです。お金はかかりますが、その分キレイになるので、1年に1回くらいは業者にお願いするのも良いと思いますよ。

●暖房がつくかチェック
一通りキレイにしたら、最後に暖房がシッカリと動くかチェックしましょう。いざ寒くなった時につけたら動かなかった……なんて事になったら意味無いですからね。

エアコンはガンガン使うべし

筆者の両親はやや考えが古く、エアコンは電気代がかかるという理由で、出来る限りエアコンは使わない人でした。なので、筆者が子供の頃は暑くてもなかなかエアコンを使わせてもらえませんでした。
しかし、今は毎年最高気温を更新するなど、暑さがきつくなっています。これが地球温暖化現象なのかはまた別に話になりますのでここでは語りませんが、何であれもはや我慢というレベルを超えています。
いざという時にエアコンが壊れてしまっては意味がありません。日頃の手入れをシッカリ行い、いつでも万全の準備を整えておくのが賢いやり方ではないでしょうか。