引用元: Oculus公式サイト

概要

アメリカの大手インターネット会社Facebookが9月17日、バーチャルリアリティヘッドセット「OculusQuest2(オキュラスクエストツー)」を発表しました。日本での発売は10月14日の予定。
これは他のデバイス、例えばスマホやPCなどを必要としない完全なスタンドアローン(独立)型のVRデバイスで、顔に装着するヘッドマウントディスプレイの他に2つのコントローラーが付いています。
価格は64GBモデルが37,100円、256GBモデルが49,800円で販売されるとの事。

OculusQuestとは?

OculusQuest(オキュラスクエスト)とは、Facebookの一部門であるOculus VRが開発したバーチャルリアリティヘッドセットです。
2019年5月21日に初代である「OculusQuest」が発売され、メディアには好評でした。

「OculusQuest」の特徴はこのデバイスだけで遊ぶ事ができると言う事です。
例えばプレイステーションVRはVR装置以外に別途PS4本体が必要です。PS4でVR対応のゲームを起動させ、それをVR装置側に投影して遊ぶのです。他のVR機器も大抵は本体以外にスマホが必要だったりしますが、OculusQuestにはそう言った面倒な作業がが必要無いのです。

では、どうやって遊ぶかと言うと「Questストア」と呼ばれるWebサイトがあり、そこからゲームなどを購入して遊ぶ、という流れになっています。
OculusQuest自体にネットへ接続できるシステムが組み込まれており、購入や起動も全てヘッドマウントディスプレイ上で行います。2つ付いているコントローラーはテレビゲームもコントローラーに近く、単体でも問題無くそういった作業が可能です。

そんな「OculusQuest」ですが、初代の発売から1年半。ついに二代目である「OculusQuest2」が発売される事になりました。

【紹介動画】

OculusQuest2の凄さ

「OculusQuest2」の凄い所は、何と言ってもその驚異的なスペックです。
VRにとって最大の関心事はやはりその映像レベル。映像が荒ければ、どうしても没入感は乏しくなってしまいいます。
「OculusQuest2」ヘッドセットの解像度は1,832×1,920ピクセル(350万画素)で、初代のの1,600×1,440ピクセル(230万画素)より50%以上向上した性能となっています。この画素数は現在あるVR機器の中でもトップクラスの鮮明さです。

他にもCPUが6GB(初代は4GB)になり、動きも滑らかに。更にストレージが64GB/256GBになり、より多くのゲームなどを入れておく事が可能になりました。
にも関わらず、価格は初代よりも安め。初代は64GBタイプで49,800円でしたが、「2」は37,100円とかなりお安くなっています。

OculusQuest2で遊べるゲーム

本体性能と同時に気になるのが遊べるゲームソフトです。初代の頃は海外製のゲームがほとんどで、日本語対応もされていないモノがほとんどだったので、日本語しか分からない日本人にとってはかなりハードルの高いモノになっていました。
が、今回はほとんどのゲームが日本語に対応しており、また、日本製のゲームもいくつか並んでいます。

・リトルウィッチアカデミアVR ほうき星に願いを
・Kizuna AI – Touch the Beat!
・スペースチャンネル5 VRあらかた★ダンシングショー

【Kizuna AI – Touch the Beat!】

【スペースチャンネル5 VRあらかた★ダンシングショー】

※「PlayStation」のロゴが出ていますが、「OculusQuest」でも遊べます。

など。
また、以下のようなタイトルも既に決定しています。

・Beat Saber Multiplayer
・Rez Infinite
・The Walking Dead: Saint & Sinners

また、「OculusQuest」で遊べたゲームは全て「OculusQuest2」でもプレイできる為、ご安心を。

OculusQuest2で遊べるゲーム

VRという言葉は知っていても、実際に毎日それを使って遊んでいる人というのは、まだまだ少ないのではないかと思います。
前述したように遊ぶまでの手順が面倒だったり、他の機器も接続しないといけないという煩わしさもあったと思います。
「OculusQuest2」はそういった面倒臭い部分をゴッソリそぎ落とし、また、値段も安くなっており、ハードルをかなり低くしてくれました。
これから、本格的にVRで遊ぶ時代が来るかもしれませんね。

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