引用元:任天堂

概要

優れたゲームを表彰する『日本ゲーム大賞2020』が発表され、大賞には任天堂スイッチのゲームソフト「あつまれ どうぶつの森」が受賞する事になりました。

「あつまれ どうぶつの森」は2020年3月に発売された任天堂スイッチのソフト。無人島を舞台に、プレイヤーが島を自由に開発していくコミュニケーションゲームです。
本作は「どうぶつの森」シリーズの7作目で、元々の人気が高かったのもありますが、新型コロナウィルスの影響で「巣ごもり需要」が増え、2020年6月時点で国内だけで700万本、全世界で2200万本を越える、驚異的な売り上げを記録していました。

日本ゲーム大賞2020

日本ゲーム大賞とは、一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会が開催している、その年の優れたゲームに与えられる賞の事。1996年から毎年行われています。

「年間作品部門」(GAME AWARDS)、「フューチャー部門」(GAME AWARDS FUTURE)、「アマチュア部門」(GAME AWARDS AMATEUR)、「ゲームデザイナーズ大賞」(GAME DESIGNERS)の4つの部門から成り立っていて、日本国内で発売されたゲームソフトが対象になっています。

過去には「ファイナルファンタジーⅩ」や「モンスターハンター」、「妖怪ウォッチ」「スプラトゥーン」など錚々たるタイトルが受賞していますが、今回の「あつまれ どうぶつの森」もそれに負けない程のビッグタイトルと言えます。

大賞は「あつまれ どうぶつの森」でしたが、優秀賞など、他の賞もあり、受賞一覧作品は以下の通り。

●大賞(1作品)
「あつまれ どうぶつの森」任天堂株式会社 Nintendo Switch

●優秀賞(10作品)
「あつまれ どうぶつの森」任天堂株式会社 Nintendo Switch
「十三機兵防衛圏」株式会社アトラス PS4
「DEATH STRANDING」株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント PS4/PC
「仁王2」株式会社コーエーテクモゲームス PS4
「ファイアーエムブレム 風花雪月」任天堂株式会社 Nintendo Switch
「ペルソナ5 ザ・ロイヤル」株式会社アトラス PS4
「ポケットモンスター ソード・シールド」株式会社ポケモン Nintendo Switch
「モンスターハンターワールド:アイスボーン」株式会社カプコン PS4/Xbox One/PC
「龍が如く7 光と闇の行方」株式会社セガ PS4
「リングフィット アドベンチャー」任天堂株式会社 Nintendo Switch

●特別賞(1作品)
「ドラゴンクエストウォーク」株式会社スクウェア・エニックス iOS/Android OS

●ベストセールス賞(1作品)
「ポケットモンスター ソード・シールド」株式会社ポケモン Nintendo Switch

●グローバル賞 日本作品部門(1作品)
「ポケットモンスター ソード・シールド」株式会社ポケモン Nintendo Switch

●グローバル賞 海外作品部門(1作品)
「コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア」ACTIVISION/Infinity Ward PS4/Xbox One/PC

任天堂強し! と言ったラインナップですね。

これからどうなる?

過去の受賞作を見てみると、セガ、スクウェア・エニックス、ソニー、カプコン、そして任天堂など、まさに超大手のゲーム会社の作品が並んでいます。

もちろん、それらの作品はゲーム性でも優れているからに他なりませんが、それよりも知名度の劣るゲーム会社のソフトの中にも素晴らしい作品はいくつもあり、筆者個人の感想としては日本ファルコムなども注目されても良いのではないかと思います。

基本的に「東京ゲームショウ」に出展していないメーカーの作品は対象外だったり、多数決による決定なので、知名度が多数に結び付く傾向が強いなどと言われており、その辺りは今後改善していく必要があるのかもしれません。

今後、どんな作品が受賞するのか、楽しみですね。